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μ710(プラチナシルバー)
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オリンパスは、クラス最小最軽量のコンパクトデジタルカメラ「μ710」を2月中旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は45,000円前後の見込み。カラーバリエーションは、プラチナシルバー、プラチナブラック、サンシャインオレンジ、カリビアンブルーの4色。
「波」をモチーフにしたというデザインのコンパクトデジタルカメラ。撮像素子は1/2.33型の有効710万画素CCD。沈胴式の光学3倍ズームレンズ、11.5万画素の2.5型液晶モニター、19MBの内蔵メモリなどを備える。記録メディアはxDピクチャーカード。μシリーズの従来機と同様、生活防水機能も備える。
プラチナシルバーとプラチナブラックの前面には、ベースプレートの上に24Kメッキを施し、さらにプラチナ合金のコーティングを採用。「キズに強く上質な質感を実現した」という。一方、サンシャインオレンジとカリビアンブルーには、鮮やかさを強調するためアルマイト加工処理を行なっている。また、前面と背面でカラーを変えるなど、ブラックおよびシルバーとの差別化を図ったという。
本体サイズは94.8×20.4×55.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は103g(本体のみ)。700万画素クラスで最小・最軽量」としている。コンパクトなボディで話題になった「μ-mini DIGITAL」(2004年発売)と比べ、幅と高さはほぼ同寸、厚みで約7mm薄い。
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プラチナブラック(上)、カリビアンブルー(左下)、サンシャインオレンジ(右下)
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上面
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背面
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同時発表のμ810などと同じく、ブレ軽減モードでISO1600までのフル解像度記録に対応。さらに「寝顔」、「キャンドル」など一部のシーンモードではISO2500までの増感撮影も行なえる。ただし、記録解像度は300万画素に減少する。これを被写体照度に合わせて自動的に輝度を向上する液晶モニターとあわせ、同社では「ブライトキャプチャー」機能と呼ぶ。
レンズには、SHR(Super High Refractive index、超高屈折率)ガラスを採用。さらに4枚の非球面レンズを組み込み、レンズユニットの薄型化を実現したという。焦点距離は37~111mm(35mm判換算)、開放F値は3.4~5.7。最短撮影距離は、通常撮影時が0.6m、マクロモード広角端が0.2m、同望遠端が0.5m。撮影距離範囲8~60cmのスーパーマクロモードも利用できる。
最大記録解像度は3,072×2,304ピクセル。最大640×480ピクセル、15fpsでの動画記録も行なえる。カメラ内で赤目補正、明るさ調整、フレーム合成、カレンダー作成などが可能。リチウムイオン充電池「LI-42B」で駆動し、CIPA規格基準で約180枚を撮影できる。
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■ URL
オリンパス
http://www.olympus.co.jp/
製品情報
http://olympus-imaging.jp/digitalcamera/mju710/
( 本誌:折本 幸治 )
2006/01/31 12:05
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