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Caplio R30
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リコーは、広角28mmからの光学5.7倍ズームレンズを搭載したデジタルカメラ「Caplio R30」を1月20日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は43,000円前後の見込み。
2005年11月発売の「Caplio R3」の姉妹機。R3の7.1倍ズームレンズを5.7倍とし、望遠側の焦点距離を35mm判換算で160mm(R3は200mm)に抑えている。広角端は28mm相当でR3と同一。開放F値もF3.3~4.8と両機種で共通している。また、R3で採用したCCDシフト方式の手ブレ補正機構は省略。そのほかの主な仕様はR3に準じている。
撮像素子は1/2.5型の有効513万画素CCD。ISO64/100/200/400/800の切替が可能で、最大記録解像度は2,592×1,944ピクセル。アスペクト比3:2の2,592×1,728ピクセルでの記録にも対応する。
レンズはR3と同じく「ダブルリトラクティングレンズシステム」を採用。レンズ収納時にレンズ群の一部を鏡胴外に移動させる仕組みのため、5.7倍の沈胴式ズームレンズを26mm厚のボディに実装できたという。
最短撮影距離は広角端が約0.3m、望遠端が約0.84m。マクロモード時には最短約1cmまで被写体に寄ることが可能。ただしテレマクロの場合、最短撮影距離は8cmになる。マクロ時には、ピント位置を十字ボタンで移動する「AFターゲット移動機能」も利用可能。
2.5型、約11.4万画素の液晶モニターを搭載。SDメモリーカードに加え、内蔵26MBメモリへの記録も可能。PCインターフェイスとして、USB 1.1端子も備える。
撮影間隔は約0.5秒。起動時間は約1.1秒。レリーズタイムラグは約0.007秒(いずれもストロボOFF)。電源はリチウムイオン充電池のDB-60で、CIPA規格準拠で約330枚撮影できる。R3と同じく、被写体中の台形から長方形を生成する「ななめ補正機能」も搭載している。
そのほか、同社のカラー複合機「imagio MP C3000」、「同C2500」、「同1500」や、レーザープリンタ「IPSiO CX9800」、「同8800」との連携機能も装備している。一覧形式のプリントや、報告書、回覧文書などの帳票フォームへのプリントなどがPCを介さずに行なえる。
本体サイズは、95×26×53mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約135g(本体のみ)。R3とほぼ同寸となっている。
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Caplio R3(ブラック)
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なおR30の発売と同時に、上位機種の「Caplio R3」にブラックモデルが追加される。価格はオープンプライス。店頭予想価格は5万円前後の見込み。従来のシルバーモデルから仕様の変更はない。
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Tel.0120-000-475
■ URL
リコー
http://www.ricoh.co.jp/
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( 本誌:折本 幸治 )
2006/01/10 14:31
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