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コダック、2つの光学系とCCDを搭載したコンパクトデジカメ「V570」

~2月上旬に国内発売

 コダック株式会社は、光学系とCCDを2セット搭載したコンパクトデジタルカメラ「EasyShare V570 デュアルレンズデジタルカメラ」を、2月上旬より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は5万円前後の見込み。

 2005年6月に発売されたEasyShare V550 Zoomの後継機種。すでに2日(現地時間)に米国で発表されている。101×20.4×49.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量125g(バッテリーとメモリカードを除く)の薄型コンパクトボディに、2種類の屈曲光学系レンズを積み重ねて搭載。35mm判換算焦点距離23mmの固定焦点/単焦点レンズと、同39~117mmの光学3倍ズームレンズを搭載することで、コンパクトボディと、23~117mmの広いズームを両立させた。同社ではこれを「コダック レチナ デュアル レンズテクノロジー」と呼ぶ。

 23mmのレンズは、4群5枚で構成され、開放F値はF2.8。固定焦点で、撮影可能距離は80cm~無限遠。39~117mmのレンズは、7群10枚で構成され、開放F値はF3.9~4.4。撮影可能距離は60cm~無限遠。マクロモードでは広角端で5~70cm、望遠端で30~70cmでの撮影が可能。


レンズカバーを閉じた状態 背面。右上がズームレバー

屈曲光学系とCCDを2つ重ねて搭載する

 それぞれのレンズに有効500万画素の1/2.5インチCCDが備わる。使用レンズとCCDの切り換えはズームレバーによりシームレスに行なわれる。設定により、23~39mmをデジタルズームで補間することも可能。

 記録解像度は2,576×1,932/2,576×1,716(3:2)/2,304×1,728/2,048×1,536/1,552×1,164ピクセル。記録形式はJPEG。感度はISO64~400。ISO800での撮影も可能だが、記録解像度は1,552×1,164ピクセルのみとなる。

 秒間2.3枚、最大4枚の連写や、640×480ピクセルまたは320×240ピクセルで30fpsの動画撮影も可能。記録形式はQuick Time(MPEG-4)。

 なお、画像の歪みをカメラ内で補正して画像を記録する機能を備えるが、この機能はオフにすることもできる。さらに、最大3枚の画像を繋いでパノラマ画像を合成する「パノラマモード」も備える。

 記録媒体は28MBの内蔵メモリまたは、SDメモリーカード/MMC。液晶モニターは2.5型23万画素。26ピンのドックコネクターを備え、同梱されるフォトフレームドック経由でPCとUSB接続が可能。また、別売のフォトプリンタ「プリンタードック シリーズ3」にも対応する。

 電源はリチウムイオン充電池。撮影可能枚数は約160枚。本体色はブラックのみ。


フォトフレームドック プリンタードック シリーズ3


URL
  コダック
  http://www.kodak.co.jp/
  ニュースリリース
  http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/corp/news/0106/050106.shtml


( 本誌:田中 真一郎 )
2006/01/05 13:03
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