富士フイルムは、薄型ボディのエントリー向けコンパクトデジタルカメラ「FinePix F460」を、11月中旬より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は3万円前後の見込み。
厚さ19.7mmのボディに1/2.5インチの有効513万画素正方画素CCDを搭載したコンパクトデジタルカメラ。FinePix Fシリーズではエントリーモデルとなる。2.5型、約11.5万画素のTFT液晶モニターは、スルー画像を60fpsで滑らかに表示することができる。
露出制御はプログラムAEのみだが、人物/風景/スポーツ/夜景/ビーチ&スノー/夕焼け/美術館/パーティー/花の接写/文字の、計10種類のシーンモードを搭載する。
記録画素数は2,592×1,944/2,592×1,728/2,048×1,536/1,600×1,200/640×480ピクセル。記録形式はJPEG。640×480ピクセルまたは320×240ピクセルで30fpsの音声付動画の撮影も可能。記録形式はAVI(Motion JPEG)。感度はISO64~400。
レンズは、光学3倍のフジノンズームレンズを搭載。35mm判換算の焦点距離は35~105mm、開放F値はF2.8~4.9。撮影可能距離は約70cm~無限遠。マクロモードでは広角端で約10~80cm、望遠端で約40~80cm。
連写は最短約0.53秒間隔で、最大解像度では2コマまで。ファインダーは液晶モニターのみで、光学ファインダーは搭載しない。記録媒体は約13MBの内蔵メモリと、xDピクチャーカード。PCとの接続はUSB。
電源はリチウムイオン充電池。CIPA準拠の撮影可能枚数は約200枚。本体サイズは91.9×19.7×58.1mm(幅×奥行き×高さ)、充電池とxDピクチャーカードを含む重量は約142g。
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( 本誌:田中 真一郎 )
2005/10/25 15:36
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