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ニコン、2年振りに復活のスイバルモデル「COOLPIX S4」

~全域F3.5の10倍ズームレンズを搭載

COOLPIX S4
 ニコンは、光学10倍ズームレンズを搭載したスイバルデザインのコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S4」を23日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万円台半ばの見込み。

 1998年の「COOLPIX900」から9機種が発売されたスイバルデザインの最新モデル。スバイバルモデルは2003年の「COOLPIX SQ」以来。CCDは有効600万画素、レンズは光学10倍ズーム。記録メディアにはSDメモリーカードを採用する。13.5MBの内蔵メモリへの記録も可能。液晶モニターは11万画素の2.5型で、電源に単三電池2本を使用する。

 スイバルデザインはレンズ部の回転による撮影の自由度に加え、同社では、撮影レンズを極端に小型化せずボディに収納でき、「光学性能を犠牲にすることが少ない」としている。

 S4のレンズは9群12枚構成の光学10倍ズームニッコールで、35mm判換算の焦点距離は38~380mm相当、開放F値はズーム全域でF3.5。通常撮影時にレンズ前約30cmからの撮影が可能で、マクロモードでは広角端でレンズ前約4cmからの近接撮影が行なえる。


レンズ収納時 背面

 撮像素子は1/2.5型の有効600万画素CCD。記録解像度は2,816×2,112/2,048×1,536/1,024×768/640×480ピクセル。

 従来のSシリーズと同様、「顔認識AF」、「アドバンスト赤目軽減機能」、「D-ライティング」を総称した「フェイスクリアー機能」を搭載。シーンモードは16種類で、ポートレートなど4モードには従来のCOOLPIXシリーズと同じくアシスト機能が付く。

 最大640×480ピクセル、15fpsでの音声付き動画記録も可能。動画記録時には、電子式の手ブレ補正機構が作動する。また、音声なしの「微速度撮影」モードも備える。ただし電子式手ブレ補正は無効。

 電源には単三形のアルカリ電池、リチウム電池、ニッケル水素充電池を2本使用し、さらにオキシライド乾電池にも対応。CIPA規格準拠による電池寿命は、アルカリ電池で約160コマ、ニッケル水素充電池が約290コマ、リチウム電池が約450コマ。

 PCインターフェイスとしてUSBを装備。本体サイズは111.5×37×68.5mm(幅×奥行き×高さ、レンズ収納時)、重量は205g(本体のみ)。レンズキャップ、USBケーブル、単三アルカリ乾電池2本、画像ソフト「PictureProject」などが付属する。



URL
  ニコン
  http://www.nikon.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2005/0901_s4_04.htm


( 本誌:折本 幸治 )
2005/09/01 15:44
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