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EasyShare P880 Zoom
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コダックは、広角24mm相当からの5.8倍ズームレンズを搭載したレンズ一体型デジタルカメラ「EasyShare P880 Zoom」を10月中旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は6万円台後半の見込み。
P880 Zoomは、EasyShareシリーズの最上位カテゴリーにあたる「Pシリーズ」の1機種。米国などですでに発表済みで、国内でも発売が正式に決まった。レンズ鏡胴にマニュアルズームリングやマニュアルフォーカスリングを装備するなど、デジタル一眼レフカメラを強く意識した製品となっている。
1/1.8型の有効800万画素CCD、2.5型液晶モニター、23.7万画素のEVFなどを装備。液晶モニターは11.5万画素の2.5型で、EVFは324×244ピクセルの23.7万画素。記録メディアにSDメモリーカード/MMCを採用し、32MBの内蔵メモリも装備。専用リチウムイオン充電池を電源としている。
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付属のレンズフードを装着したところ
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背面。2.5型液晶モニターを搭載
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イメージリンクにも対応。プリンタードック シリーズ3と接続できる
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レンズは独Schneiderの光学5.8倍ズームレンズ「KREUZNACH VARIOGON(クロイツナッハ バリオゴン)」で、35mm判換算の焦点距離は24~140mm相当、開放F値はF2.8~4.1。最短撮影距離は広角端5cm、望遠端25cmとなっている。
測距には撮像素子によるTTLコントラスト検出方式に加え、外部測光センサーも採用。併用することでAFの精度アップと高速化を実現した。AFフレーム方式として「マルチゾーン」と「センターゾーン」を指定できるほか、25ゾーンから選択可能な「セレクタブル」も利用できる。
記録解像度は3,264×2,448/3,246×2,176/2,560×1,920/2,048×1,536/1,024×768ピクセル。JPEG、TIFF、RAWでの記録に対応している。感度はISO50~400相当。ただし、1,024×768ピクセルの場合のみ、ISO400~1600相当にシフトする。640×480ピクセル、30fpsの動画記録も可能。
イメージリンクにも対応し、26pinのドックコネクターを装備。昇華型プリンタの「プリンタードック シリーズ3」に載せることで、カメラ内画像のプリントが可能になる。プリンタードック シリーズ3とのセット価格は7万円前後の見込み。そのほか、PictBridge対応のUSB端子や、AV出力などを搭載する。
レンズ鏡胴に市販の52mm径フィルターを取り付け可能。さらに、ホットシューも備え、Pシリーズ用のストロボ「P-20」(22,250円)を装着できる。本体サイズは115.8×91.2×97mm(幅×奥行き×高さ)、重量は513g(本体のみ)。
なお、10月中旬発売の「P880レンズアダプター」(2,625円)を介して、発売中の「広角(ワイドコンバージョン)レンズ55mm、0.7倍」(19,950円)や、10月中旬発売の「望遠(テレコンバージョン)レンズ55mm、1.4倍」(19,950円)を装着できる。
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■ URL
コダック
http://wwwjp.kodak.com/
ニュースリリース
http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/corp/news/0805/300805_880.shtml
製品情報
http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/digital/digitalcamera/performance/p880/index.shtml
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・ 米Kodak、一眼タイプのデジタルカメラ「EasyShare Pシリーズ」(2005/08/03)
( 本誌:折本 幸治 )
2005/08/30 13:04
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