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キヤノン、2.5型液晶モニター搭載の「IXY DIGITAL 700」 |
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3月発売の「IXY DIGITAL 600」の後継機。液晶モニターを約11.8万画素の2型から約11.5万画素の2.5型に大型化したのが主な変更点。また、シルバーに加え、ボディカラーに新色「サテンベージュ」が加わった。 そのほかの主な仕様はIXY DIGITAL 600と共通。光学3倍ズームレンズを採用し、記録メディアはSDメモリーカード/MMC。電源は引き続きリチウムイオン充電池「NB-3L」を同梱し、CIPA規格準拠の撮影可能枚数は約150枚(液晶モニター表示時)となっている。なお、IXY DIGITAL 600の撮影可能枚数は約160枚だった。PCインターフェイスはUSB 2.0。 新採用の2.5型低温ポリシリコンTFT液晶モニターは、従来比約1.5倍の視野角を実現。バックライトも高輝度化したという。液晶モニターの大型化に伴い、再生機能を拡張。再生画像の送り時のトランジションに2タイプ、スライドショーに3タイプのエフェクトが加わった。 また、3×3のサムネイル表示時に、選択した画像だけを一回り大きく表示する機能を新搭載。さらに縦位置で撮影した画像の表示方法が変わった。カメラを横にした状態では従来どおり左右に黒帯が付いた状態で表示するが、カメラを縦にすると、画像も90度回転して液晶モニター全体を使った表示になる。
加えて、手ブレ警告表示時のみ、液晶モニターにシャッター速度が表示されるようになった。撮影時のシャッター速度表示はIXY DIGITALシリーズで初。なお、ISO感度は50～400相当と変更はない。また、マニュアルモードでの撮影時のみ、十字ボタンの上方向でISO感度変更メニューが直接呼び出せるようになった。 そのほか、撮影時のグリッドライン表示、32エリアを指定可能な世界時計、カスタムフォルダ作成などの機能を追加。セルフタイマーの設定も0～10秒間が1秒刻みと細かくなった。 付属ソフト「ZoomBrowser EX」も最新版のVer.5.5になっている。同社のコンパクトデジタルカメラに付属する画像ソフトで、5.5ではUSB 2.0に対応。さらに画像情報の表示やトーンカーブ調整、文字の挿入などが可能になった。印刷機能や、動画からの静止画切り出し機能も追加されている。 記録解像度は3,072×2,304/2,592×1,944/2,048×1,536/1,600×1,200/640×480ピクセル。最大640×480ピクセル、30fpsの動画も記録できる。 レンズは非球面レンズ2枚を含む5群7枚で、35mm判換算で焦点距離37～111mm相当、F2.8～4.9。通常撮影モードで50cmからの撮影が可能で、マクロ撮影時には広角端5～50cm、望遠端30～50cmの接写が行なえる。
なお、専用オプションとして、耐圧水深40m、JIS保護等級8のウォータープルーフケース「WP-DC80」も同時に発売。価格は19,800円。 ■ ＵＲＬ キヤノン http://canon.jp/ ニュースリリース http://cweb.canon.jp/newsrelease/2005-08/pr-ixyd700.html 製品情報 http://cweb.canon.jp/camera/ixyd/700/ ■ 関連記事 ・ キヤノン、曲面デザイン採用の「IXY DIGITAL 600」（2005/02/18） （ 本誌：折本 幸治 ） 2005/08/23 14:10
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