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コダックのV550 ZoomがイーソルのμITRONと開発環境を採用


 イーソル株式会社は27日、コダックのデジタルカメラ「EasyShare V550 Zoom」と「同V530 Zoom」に同社のリアルタイムOS「PrKERNELv4R」と開発スイート「eBinder」が採用されたと発表した。

 PrKERNELv4Rはイーソル製μITRON 4.0スタンダードプロファイルに準拠した組み込みシステム向けのリアルタイムOS。'99年のリリース以来、デジタルカメラ、携帯電話、デジタル家電、カーナビゲーションシステム、プリンタ、FA機器などに搭載されている。


EasyShare V550 Zoom EasyShare V530 Zoom

 eBinderは、μITRONおよびT-Kernel(T-Engine用のリアルタイムOS)をコアトするシステムに向けた開発スイート。リアルタイムOSに特化したツールで、C/C++コンパイラを含む各種開発ツール群やモジュール群などで構成されている。

 なお、同じくEastman KodakのIEEE 802.11b対応SDIOカードスロット搭載機「EasyShare-One」(国内未発売)も同社のeBinderとPrKERNELv4Rを採用しているという。


EasyShare-One Zoom
 V550 ZoomおよびV530 Zoomは、有効500万画素CCDと光学3倍ズームレンズなどを搭載する薄型のコンパクトデジタルカメラ。

 V550 Zoomは2.5型液晶モニター、V530 Zoomは2型液晶モニターを搭載。どちらもコダックが提唱するダイレクトプリント規格「イメージリンク」対応のコネクタを装備し、同社の「プリンタードックシリーズ3」との組み合わせで、PCを介さないダイレクトプリントが可能になる。



URL
  イーソル
  http://www.esol.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.esol.co.jp/company/press/emb_press050627_1.html

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( 折本 幸治 )
2005/06/27 14:39
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