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コダック、国内専用モデル「LS755 Zoom」に日本語フォントの表示不具合


EasyShare LS755 Zoomデジタルカメラ
 コダック株式会社は22日、コンパクトデジタルカメラ「EasyShare LS755 Zoomデジタルカメラ」において、プリンタードックやPCとの接続時に液晶モニターの文字が誤って表示される症状があると発表した。対処法は、正しいフォントファイルを同社サイトからダウンロードしユーザーで書き換えるか、サポートセンターに書き換えを申し込む。

 判明した症状は、プリンタードックへの接合時、またはKodak EasyShareソフトウェアでPCと接続すると、液晶モニター内に日本語として読解できない文字が表示されるというもの。症状以外は正常に動作し、プリンタードックへの問題もない。

 対象製品は、本体底面のシリアル番号で判別できる。具体的には「LS755-SB」(シルバー)の“KKYDR4XXXXXXX”、“KJYDR438NXXXX”、“KJYDR438RXXXX”。「LS755-BK(ブラック)の“KKYDR443DXXXX”、“KJYDR439NXXXX”。「LS755-RD」(レッド)の“KJYDR439RXXXX”(“X”はアルファベットもしくは数字1文字)。

 公開されているフォントファイルをxDピクチャーカード経由でカメラ内に導入し、内部のフォントファイルを書き換えると正常な表示に戻る。ファイルはWindows、Macintosh共用のbinファイル。

 ファイルをxDピクチャーカードにコピーし、電源をOFFにしたカメラにxDピクチャーカードを挿入、電源をONにすると「日付時刻がリセットされています」の表示が出るのでキャンセル。その後、アップデート選択画面が表示され、“続ける”を選択すると2~3秒程度で書換が完了する。なお、この作業を行なうと、カメラ内蔵メモリ内の画像は消去される。

 サポートセンターでの書換を希望する場合は、同社まで着払いで発送すると、書換後、約5営業日で返送する。詳細は下記電話番号まで。

 LS755 Zoomは、国内市場への再参入を目的とし、日本市場を強く意識したという日本専用の戦略製品。プリンタードックのシリーズ3(PD-26から改称)とともに、同社が提唱したダイレクトプリント規格「イメージリンク」に世界で初めて対応した。有効509万画素CCD、光学3倍ズームレンズ、2.5型液晶モニター、背面の5方向コントローラーなどを採用する。直販価格は34,800円。



お問い合わせ先
  デジタルサポートセンターLS755専用ヘルプデスク
  Tel.0120-411-659


URL
  コダック
  http://wwwjp.kodak.com/
  ニュースリリース
  http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/digital/ann_Apr05/ls755/
  フォントファイル書換作業について
  http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/digital/ann_Apr05/ls755/download.shtml
  ダウンロードサイト
  http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/service/info_ls755_userpermission.shtml

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( 折本 幸治 )
2005/04/25 19:28
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