|
COOLPIX S1(メタルシルバー)
|
ニコンは、2.5型液晶モニターを搭載した薄型コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S1」を4月15日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は45,000円前後の見込み。カラーバリエーションは「メタルシルバー」、「ドルチェブラック」、「クリームホワイト」の3色。
厚さ19.7mmのアルミ合金ボディに屈曲光学系ズームレンズを搭載したデザイン性重視のコンパクトデジタルカメラ。撮像素子に1/2.5型有効510万画素CCD、レンズに焦点距離35~105mm(35mm判換算)の光学3倍ズームレンズを搭載する。記録メディアはSDメモリーカード。
「顔認識AF」、「アドバンスト赤目軽減機能」、「D-ライティング」を総称した「フェイスクリアー機能」を搭載。「顔認識AF」は、2月に発表されたCOOLPIX7900/7600/5900でも採用されている機能で、人物の顔を自動的に検知してピントを合わせる機能。米Identixが開発した生体認証技術「FaceIt」をもとにしており、記念写真などで背景にピントが合う失敗を防ぐという。
「アドバンスト赤目軽減機能」は、内蔵フラッシュによる赤目軽減発光と画像処理で、人物の目が赤く写る減少を軽減する。「D-ライティング」はCOOLPIX8800/8400で搭載されている補正機能。逆光やストロボ撮影など、光量不足で暗く写った部分を再生時に明るく補正する。
|
|
|
メタルシルバー
|
ドルチェブラック
|
クリームホワイト
|
記録解像度は2,592×1,944/2,048×1,536/1,024×768/640×480ピクセル。動画記録にも対応し、最大640×480ピクセル、15fpsでの記録が可能。
レンズは10群12枚構成の光学3倍ズームEDニッコールレンズ。焦点距離35~105mm相当、開放F値はF3~5.4。通常撮影時にはレンズ前約30cmからの撮影が可能で、マクロモード時の撮影距離範囲は約4cm(ズームミドルポジション)から無限遠。
液晶モニターは約11万画素の2.5型。SDメモリーカードへの記録に加え、内蔵12MBメモリへの記録も可能。
|
COOL-STATION装着時
|
パッケージには「COOL-STATION」(型番MV-11)と呼ぶクレードルが付属。PCとの接続はCOOL-STATION経由で行ない、充電、テレビ出力もCOOL-STATIONから行なう。PCとの接続はUSB。付属ソフトはPictureProject。なお、MV-11は標準価格5,250円で単体でも発売される。
電源はリチウムイオン充電池(EN-EL8)。本体サイズは89.9×19.7×57.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約118g(本体のみ)。
同時に、専用レザーケース「CS-NH6」(標準価格3,570円)や、フラットカバー「CS-NH7」(同4,725円)も発売。CS-NH7のデザインはインテリアブランド「IDEE」が手がけた。
【お詫びと訂正】記事初出時、「CS-NH6」、「CS-NH7」ともに、デザインはインテリアブランド「IDEE」が手がけたと記述しておりましたが、「CS-NH7」のみの誤りです。お詫びして訂正させていただきます。
CS-NH7は、「バッグの中に普段入っているおしゃれな小物をイメージした」という。本革製のケース。ブルー、ホワイト、ブラウンの3色から選べる。それぞれのカラーに合わせたストラップが付属する。
また、水深40mまで対応したウォータープルーフケース「WP-CP5」も5月に発売する。価格はオープンプライス。
|
|
CS-NH7。左からブルー、ホワイト、ブラウン
|
WP-CP5
|
■ URL
ニコン
http://www.nikon.co.jp/
ニュースリリース(COOLPIX S1)
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2005/s1_05.htm
ニュースリリース(フラットカバー)
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2005/idee_05.htm
製品情報
http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/digital/coolpix/s1/index.htm
■ 関連記事
・ ニコン、顔認識AFを備えた「COOLPIX7900/5900」(2005/02/16)
・ ニコン、有効710万画素のエントリーモデル「COOLPIX7600」(2005/02/16)
( 折本 幸治 )
2005/03/16 14:57
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。
|
|