ペンタックス株式会社は、有効500万画素CCDと光学3倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ「Optio S5n」を3月上旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は47,000円前後の見込み。
2004年10月発売の「Optio S5i」の後継モデル。液晶モニターが1.8型から約11万画素の2型TFTになったほか、動画記録が640×480ピクセル/30fpsに対応した。形式はMPEG-4準拠のAVI。
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Optio S5n(シルバー)
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Optio S5n(ブリリアントグレー)
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また、光学ファインダーや正面ロゴ周りなどデザインを変更。さらに、本体側面のコネクタ類にシャッター式のカバーが新たに設けられた(S5iではゴムカバー)。本体色はシルバーとブリリアントグレーで、S5iのときに2度発売延期された「インディゴブルー」は用意されていない。Sシリーズの特徴であるアルミボディのスピンドル加工は継承。
そのほかの基本スペックはS5iを継承。CCDは1/2.5型の原色フィルター付き有効500万画素。記録解像度は2,560×1,920/2,304×1,728/2,048×1,536/1,600×1,200/1,024×768/640×480ピクセル。640×480ピクセル、約30fpsのAVI(MPEG-4準拠)による動画記録にも対応する。本体のみで動画のカット編集も可能。動画の静止画保存も行なえる。
レンズは光学3倍ズームのsmc PENTAXズームレンズ。35mm判換算の焦点距離は35.6~107mm相当。開放F値はF2.6~4.8。最短撮影距離は0.4m。マクロモード時の撮影距離は0.18~0.5m、スーパーマクロモード(固定焦点のみ可能)時は0.06~0.2m。
操作面では、Optio WPなどと同じ「モードパレット」を採用した。また、3種類の機能をあらかじめ設定できる「クイックボタン」も利用できる。Fn(ファンクション)との併用で、11種類中4項目へのショートカットキーとして使用できる。
記録メディアはSDメモリーカード。約9.3MBの内蔵メモリも使用できる。PCインターフェイスはUSB端子。電源はリチウムイオンバッテリー「D-LI8」で、CIPA規格準拠の撮影枚数は約155枚。本体内の電池と同時に予備電池が充電できる「バッテリー充電スタンド」が付属する。
本体サイズは83×20.5×52mm(幅×奥行き×高さ)、重量は105g(本体のみ)、120g(電池、SDメモリーカード含む)。
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ファンクション設定
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モードパレット
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設定メニュー例
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■ URL
ペンタックス
http://www.pentax.co.jp/
ニュースリリース
http://www.pentax.co.jp/japan/news/2005/200503.html
【2004年8月25日】ペンタックス、500万画素になった「オプティオS5i」(PC)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0825/pentax2.htm
( 折本 幸治 )
2005/02/14 15:00
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