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カシオ、EXILIM PRO初のムービーデジカメ「EX-P505」 |
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※発売日を9日から17日に修正しました。 EXILIMシリーズとしては初めて動画機能を前面に押し出したモデル。ただし、他社のMPEG-4動画対応モデルに対して「マニュアル撮影機能など、静止画での機能も省略していない。グリップを大きくするなど、スタイル面でも両方に対応できる」としている。さらに、CIPA規格準拠で静止画約220枚の電池寿命など、EXILIMシリーズの特徴を継承している。 MPEG-4準拠の音声付き動画撮影が可能で、動画の記録解像度は640×480/320×240ピクセル、最大フレームレートは30fps。ステレオ音声記録にも対応している。製品にはビデオ編集ソフトとして「VideoStudioおまかせSE VCD」が付属する。手ブレ補正機構は搭載されていない。
動画機能で特徴的な機能は、従来のベストショット機能(シーンモード)を動画記録に拡張した「ムービーベストショット」、シャッターレリーズの5秒前から記録する「パストムービー」、記録した動画から静止画を生成する「モーションプリント」など。記録済み動画のカット編集もカメラ内で行なえる。記録後は、再生しながらのズーム表示も可能。業界初としている。 また、1回の動画記録を5秒や3秒などに固定する「ショートムービー」も選択できる。ショートムービーでは、記録時間を設定できるほか、記録するタイミングを「シャッターレリーズ後」、「レリーズ前後」、「レリーズ以前」から選択できる。また、ショートムービーでプリント設定をONにすると、シャッターを押した瞬間を静止画に変換することも可能で、動画と静止画を同時に記録できる。 なお、ムービーベストショット中の「サイレント」モードは、トーキー以前のモノクロフィルムでの撮影を意識したもの。音声を記録せず、さらにフレームレートを荒くし、再生速度を速めている。 撮像素子は1/2.5型の有効500万画素CCD(原色フィルター)。静止画の記録解像度は、2,560×1,920/2,560×1,712/2,048×1,536/1,600×1,200/1,280×960/640×480ピクセル。設定可能な感度はISO50/100/200/400。プログラム、絞り優先、シャッター速度優先、マニュアルの各露出プログラムを備える。 レンズは、焦点距離38～190mm(35mm判換算)、F3.3～3.6の光学5倍ズーム。構成は非球面レンズを含む8群10枚。撮影可能距離は、標準モードが約40cmから無限遠、マクロが1～50cm。動画時には約10cmから撮影できる。また、動画用のマクロモード(1～50cm)も備えている。 液晶モニターは回転式の約8.4万画素2型TFT。電源には専用リチウムイオン充電池を採用し、CIPA規格準拠の電池寿命は220コマ。また、動画はクラス最長レベルの約120分となっている。 記録メディアはSDメモリーカード/MMC。7.5MBの内蔵メモリも搭載する。PCインターフェイスには、EXILIM PROシリーズでは唯一のUSB 2.0を採用している。 そのほか、よく使う設定をダイレクトに切り替える「EXボタン」、コクピットをイメージした「EXファインダー」、絞りとシャッター速度の影響をサンプル画像で表示する「マニュアルアシスト」などをEX-P600などから継承する。外形寸法は98.5×73.5×55.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約215g(本体のみ)。 ■ お問い合わせ先 お客様相談室 Tel.03-3320-5365 ■ ＵＲＬ カシオ http://www.casio.co.jp/ （ 折本 幸治 ） 2005/01/31 14:03
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