京セラ、回転式のT*レンズ搭載機「CONTAX U4R」

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京セラ、回転式のT*レンズ搭載機「CONTAX U4R」

　京セラ株式会社はレンズ部が回転する「イージーフレーミングボディ」を備えた有効400万画素のコンパクトデジタルカメラ「CONTAX U4R」を11月13日より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は5万円前後の見込み。

　Finecam SL400Rをベースに各部を改良し、CONTAXブランドを冠したコンパクトデジタルカメラ。レンズがT*となったほか、液晶モニターの大型化、移動する被写体に追従できる「AF連写」を搭載するなどの変更が加えられている。こうした改良により厚みがSD400Rよりも4mm増えた。

　外観はSL400Rよりも丸みを帯び、牛本革で覆うことで質感を演出した。革の色はブラック、キャメル、インディゴが用意される。


レンズ回転式ボディを継承する	本革の色を3色から選べる	メニューのデザインもSLシリーズから変更された

　撮像素子は有効400万画素の1/2.5型CCD。感度はISO50～400相当。記録画素数は2,272×1,704/1,600×1,200/1,280×960/640×480ピクセル。記録形式はJPEG。最大30fpsで640×480または320×240ピクセルの動画を記録媒体いっぱいまで撮影することも可能。記録形式はAVI。

　レンズは6群6枚で構成されるCarl Zeiss Vario-Tessar T*。35mm判換算の焦点距離は約38～115mm、開放F値はF2.8～4.7。撮影可能距離は約60cm～無限遠、マクロモードでは広角端固定となり、約20cm～60cm。

　画像処理エンジンには「RTUNE」を搭載。最高秒間3.3コマで、記録媒体いっぱいの連写が可能。露出制御はプログラムAEのみ。

クレードル

　2型13万画素のTFT液晶モニターを搭載。光学ファインダーは搭載しない。記録媒体はSDメモリーカードまたはMMC。本体にはクレードルとの接続端子のみ搭載。同梱されるクレードルにはUSB 2.0、ビデオ出力端子のほかにD3出力端子を備え、HDTVへの出力が可能になっている。

　電源は1,100mAhのリチウムイオン充電池。CIPA準拠の撮影可能枚数は約150枚。

　本体サイズは102×19×63.5mm(幅×奥行き×高さ)、充電池と記録媒体を除く重量は約140g。

■ お問い合わせ先
　お客様相談室
　 Tel.0077-78-0500

■ ＵＲＬ
　京セラ
　 http://www.kyocera.co.jp/
　ニュースリリース
　 http://www.kyocera.co.jp/news/2004/1003.html
　【2月12日】京セラ、レンズ回転式の400万画素機「Finecam SL400R」(PC)
　 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0212/kyocera2.htm

（田中真一郎）
2004/10/19 16:30

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