市川ソフトラボラトリーは15日、RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro」と「SILKYPIX Developer Studio 4.0」の最新版を公開した。
どちらも1日から「SILKYPIX Developer Studio Pro 高速化テスト版」および「SILKYPIX Developer Studio 4.0 Beta」として無料配布していた。正式版の公開に伴い、テスト期間は終了となる。また、無料配布も終了した。なお、配布していたβ版は5月15日まで試用できる。
バージョン番号は次の通り。対応OSはいずれもWindows XP/Vista。
SILKYPIX Developer Studio Pro:4.1.17.1
SILKYPIX Developer Studio 4.0:4.0.17.1
SILKYPIX Developer Studio Pro(画像は高速化テスト版)
SILKYPIX Developer Studio 4.0(画像はβ版)
SILKYPIX Developer Studio Proは、色調補正や収差補正といった従来の機能に加え、自動覆い焼き機能、スポッティングツール、マルチビュー、日付焼き込み、画像焼き込み、IPTC編集機能などを新たに搭載したSILKYPIXシリーズの上位版。マルチコアCPUおよびアプリケーションの最適化を実施し、RAWデータの展開スピードをはじめとした各種処理を高速化した。ダウンロード版のみの取り扱いで、価格は2万6,000円。
SILKYPIX Developer Studio 4.0は、3.0の機能とインターフェイスを踏襲しながら、現像処理や操作パネルなどの高速化と、ICCプロファイルへの本格対応を施した。ダウンロード版のみの取り扱いで、価格は1万6,000円。