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キヤノン、実売1万1,000円のフォトプリンタ

~PCから簡単にプリントできるシステムを搭載

SELPHY CP780
 キヤノンは、昇華型コンパクトフォトプリンタの新製品「SELPHY(セルフィー)CP780」を3月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は1万1,000円前後の見込み。

 2008年6月発売のエントリー向けモデル「SELPHY CP760」の後継機。新たに、PCから簡単に写真をプリントできるソフト「SELPHY Photo Print」を搭載した。

 SELPHY Photo Printは、SELPHY CP780をPCにUSB接続すると、プリントソフトが自動で起動し、PCの画面に沿って、プリントの種類の選択、プリントする写真の選択、プリント枚数をそれぞれ選択するだけでプリントできるシステム。店頭セルフプリント機のようなユーザーインターフェースを採用し、音声によるガイダンス機能を備える。また、進行状況がわかるステータス表示を設けた。写真にフレームを付けたり、画像補整をPCから行なうこともできる。なお、SELPHY Photo Printの利用には、初回のみドライバソフトのインストールが必要。


 プリント解像度は300×300dpi。階調は各色256。対応用紙はLサイズ、ポストカードサイズ、カードサイズ(前面シール、8分割シール)、ワイドサイズ。プリントプロセスを見直すことで、従来モデルよりプリント速度が10%向上した。Lサイズのプリント時間は39秒。

 本体には2.5型液晶モニターを備え、写真のセレクトなどが行なえる。また、上面の操作ボタンは、必要最小限のボタンに絞り、使用頻度の高いボタンについては大きくすると同時に着色した。

 顔検出機能を利用した自動画像補整機能も搭載する。顔部分の色味を分析し、画像全体のホワイトバランスが最適になるように補正する。背景色の影響を受けて、肌の色味が偏った画像でも自然な色合いでプリントできるとしている。また露出についても、顔部分が最適になるよう自動調整する。


PictBridgeによるカメラからのプリントも可能 同梱品

 対応記録メディアはCF、Microdrive、SDHC/SDメモリーカード、miniSDHC/SDカード、MMC、MMCplus、HC MMC、MMCmobile、RS-MMC、メモリースティック、メモリースティックデュオ、メモリースティックPROデュオ。別途アダプタを使用することでmicroSDHC/SDカード、MMCmicro、メモリースティックマイクロ、xDピクチャーカードにも対応する。

 本体にPictBridge対応のカメラ接続用USB端子を搭載する。別売のBluetoothユニット「BU-30」にも対応する。また、別売の外部バッテリーパック「NB-CP2L」も使用可能。

 本体サイズは176×132.6×75.6mm(幅×奥行き×高さ)、本体のみの重量は約940g。



URL
  キヤノン
  http://canon.jp/
  製品情報
  http://cweb.canon.jp/cpp/lineup/cp770/
  ニュースリリース
  http://cweb.canon.jp/newsrelease/2009-02/pr-cp780.html


( 本誌:武石 修 )
2009/02/18 14:53
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