市川ソフトラボラトリーは25日、RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio 3.0」および「SILKYPIX Marine Photography Pro 3.0」を更新した。バージョン番号は、SILKYPIX Developer Studio 3.0が3.0.27.2、SILKYPIX Marine Photography Pro 3.0が3.0.15.2。対応OSはWindows XP/Vista、Mac OS X 10.2以降。
また、上位版の「SILKYPIX Developer Studio Pro」も更新した。バージョン番号は4.0.11.0。対応OSはWindows XP/Vista。
更新内容はいずれも、「E-30」への対応。先行公開したEarly Preview版の内容を含み、キヤノン「EOS 5D Mark II」とニコン「D3X」にも正式に対応する。SILKYPIX Developer Studio Proについては、各種問題の修正も含む。
SILKYPIX Developer Studio 3.0
SILKYPIX Marine Photography Pro 3.0
SILKYPIX Developer Studio Pro
SILKYPIX Developer Studio 3.0は、各社デジタルカメラのRAWやJPEGに対応した汎用RAW現像ソフト。色調補正、露出補正、ホワイトバランス調整などの機能を備えるほか、パラメータをユーザー定義として保存することも可能。価格は、新規ライセンスのダウンロード版が1万6,000円、パッケージ版が2万円。ダウンロード版は 30日間の試用が可能。
SILKYPIX Marine Photography Pro 3.0は、水中写真に特化したRAW現像ソフト。SILKYPIX Developer Studio 3.0の機能に加え、水中での色の消失補正や、覆い焼き機能などを備える。ダウンロード版のみの取り扱いで、価格は新規ライセンスが3万8,000円。
SILKYPIX Developer Studio Proは、色調補正や収差補正といった従来の機能に加え、自動覆い焼き機能、スポッティングツール、マルチビュー、日付焼き込み、画像焼き込み、IPTC 編集機能などを新たに搭載したSILKYPIXシリーズの上位版。機能評価を目的として、31日までβ版を無償公開している。
正規版の発売は16日。ダウンロード版のみの取り扱いで、価格は新規ライセンスが2万6,000円、「SILKYPIX Developer Studio 3.0」のユーザーが1万円。水中写真専用現像ソフト「SILKYPIX Marine Photography Pro 3.0」のユーザーは無料でアップグレードできる。