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ニコン、配光タイプを選択可能なクリップオンストロボ


 ニコンは、一眼レフカメラ用クリップオンストロボの最上位モデル「スピードライトSB-900」を25日に発売する。価格は6万8,250円。


SB-900 背面

 2003年発売の現行機種「SB-800」の後継モデル。ガイドナンバーは34(ISO100・m)、48(ISO200・m)。「ニコンクリエイティブライティングシステム」にフル対応し、i-TTL調光モードやワイヤレス増灯撮影などを活用できる。

 新機能として、配光タイプ切替機能を搭載。「スタンダード配光」、「中央部重点配光」、「均質配光」の3タイプから選べる。日中シンクロでは中央部重点配光、背景落ちが気になるケースでは均質配光といった具合に、目的に合わせた配光が可能という。

 また、ユーザーによるファームウェアアップデートに対応。WebサイトからSB-900のファームウェアをダウンロードし、同時発表の「D700」など対応カメラボディに装着した状態でアップデートできる。デジタル一眼レフカメラと組み合わせてのアップデートは、クリップオンストロボとして世界初としている。

 また、カメラの撮像範囲に連動して、配光画角がFXフォーマットとDXフォーマットで切り替わる機能も搭載。照射角は17~200mm(DXフォーマット時12~200mm)。

 電源には単3電池4本を使用。強力昇圧回路の採用により、SB-800よりチャージ時間を短縮したという。発光部のバウンス角度も右方向を拡大し、90度から180度までの回転が可能になった。

 発光部に取り付けるカラーフィルター2タイプを同梱。光源にあわせて装着できる。装着したカラーフィルターは、発光部に設けたセンサーでタイプを読み取り、それぞれに合わせた色温度情報をカメラに送信する。

 背面操作部はSB-900から一新。本体サイズは約78× 118.5×146mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約415g(電池除く)。バウンスアダプター、スタンド、ソフトケースなども付属する。また、新アクセサリーとして、ホットシュー周りを覆う別売のウォーターガード「BW-AS1」も用意する。



URL
  ニコン
  http://www.nikon.co.jp/
  製品情報
  http://www.nikon-image.com/jpn/products/speedlight/sb/sb-900.htm


( 本誌:折本 幸治 )
2008/07/01 13:13
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