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アップル、マルチタッチ対応の「Aperture 2.1」を公開

~「覆い焼きと焼き込み」プラグインなど追加

Aperture 2.1の「覆い焼きと焼き込み」プラグインを実行しているところ
 アップルは31日、写真関連ソフト「Aperture 2」の最新アップデータを公開した。バージョン番号は2.1。アップルメニューのソフトウェアアップデートから更新できる。

 Ver.2.1では、ブラシエフェクトのサンプルプラグイン「覆い焼きと焼き込み」が利用可能になった。「覆い焼き(明るく)」、「焼き込み(暗く)」、「サチュレーション向上」、「サチュレーション低下」、「シャープ」、「ブラー」、「コントラスト」、「フェード」が選択できる。作業中の拡大および縮小、ブラシサイズの変更なども可能。作業エリアは、Aperture 2のメインウインドウとは別に開く。

 さらに、MacBook ProやMacBook Airなどが採用する「マルチタッチトラックパッド」に対応した。例えば拡大は、ピンチ(2本指でつまむ)で操作可能。

 また、Apeture 2からレンズ名の表示が可能になったが、新規に読み込んだ写真のデータしか表示できなかった。従来からのプロジェクトに含まれる画像のレンズ名を表示するには、2.1の新機能「マスターからEXIFをアップデート」を使用することで可能になる。

 以上を含む主な変更点は次の通り。

  • 「覆い焼きと焼き込み」プラグインの追加
  • マルチタッチトラックパッドに対応
  • 「トリミングHUD」の「縦横比を変更」を簡素化
  • 「トリミングHUD」の「縦横比を変更」にHDビデオ用のアスペクト比を追加
  • 「マップ上に表示」コマンドをアップデート
  • セカンダリディスプレイでフルスクリーン表示表のツールバーを表示
  • ブックテーマに「スナップ」を追加
  • 「調整」インスペクタでデフォルト設定値の指定が可能に
  • マスターファイルからEXIF情報のアップデート機能を追加。「レンズデータ」などを取得できる
  • イメージの反転機能を追加。垂直および水平方向の指定が可能
  • ビネット調整の「適応量」を値を最大20までに拡張
  • ブックをPDFとして保存可能に。保存したPDFはApertureに読み込める
  • 外部エディタへの書き出し時に、8bitまたは16bitのTIFFおよびPSDファイルを指定可能に
  • AppleScriptのReveal動詞を拡張。AppleScriptでプロジェクトの読み込み/書き込みが可能



URL
  アップル
  http://www.apple.com/jp/
  更新内容(PDF)
  http://manuals.info.apple.com/ja/Aperture_2.0_lbn_j.pdf
  製品情報
  http://www.apple.com/jp/aperture/

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( 本誌:折本 幸治 )
2008/03/31 13:43
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