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キヤノン、無線トランスミッター「WFT-E2」の最新ファームウェア

~ネットワークエラー時、画像をカメラ内に保存するよう改良

WFT-E2をEOS-1D Mark IIIに装着した状態
 キヤノンは25日、デジタル一眼レフカメラ用のワイヤレスファイルトランスミッター「WFT-E2」と「WFT-E2A」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は1.0.1。対応カメラは「EOS-1D Mark III」。

 更新することで、画像の転送前や転送中にネットワークエラーが発生しても、撮影した画像はカメラの記録メディアに保存されるようになる。従来はネットワークエラーの発生時に撮影を続けると、画像転送状態のままとなり、シャッターレリーズができなくなる現象が起きていた。

 更新は、WFT-E2/E2Aを装着したカメラを経由して行なう。

 WFT-E2は、IEEE802.11b/gに準拠した無線LAN機能搭載のワイヤレスファイルトランスミッター。EOS-1D Mark IIIの側面に取り付けることで、撮影画像を接続先へ送信する。また、PCからのカメラ操作も可能。EthernetやUSBホスト機能も備える。価格は10万円。11月下旬発売の「EOS-1Ds Mark III」でも利用できる。WFT-E2AはWFT-E2の海外モデル。各国で異なる通信仕様に合わせたもので、主要機能はWFT-E2と同じ。



URL
  キヤノン
  http://canon.jp/
  ダウンロードページ
  http://web.canon.jp/imaging/wft/wfte2-firmware-j.html

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( 本誌:折本 幸治 )
2007/10/25 13:57
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