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オリンパス、ワイヤレス発光対応の新ストロボなど


 オリンパスは、デジタル一眼レフカメラ「Eシステム」用のアクセサリーとして、外付けストロボと視度補正アイカップなどを発売する。価格はオープンプライス。発売時期と店頭予想価格は下表の通り。

製品名 予想価格 発売時期
ストロボ FL-50R 6万5,625円 11月23日
FL-36R 3万3,600円 12月
バウンスアダプター FLBA-1 2,625円 11月23日
リフレクタアダプター FLRA-1
ストロボスタンド FLST-1 1,575円
視度補正アイカップ DE-P3 2,835円
DE-N3
アイカップ EP-7 1,837円


FL-50R/36R

左からFL-50R、FL-36R
 FL-50Rは、既存の「FL-50」を「ワイヤレスRCフラッシュシステム」に対応させた外部ストロボ。ガイドナンバーは12mm時で28、42mm時で50。ワイドパネルで8mmをカバーする。

 ワイヤレスRCフラッシュシステムは、コマンダー機能を持つデジタル一眼レフカメラ「E-3」(11月23日発売)の内蔵ストロボをトリガーにするシステムで、3グループの発光量を独立して調整可能。チャンネル数は4。調光モードは、TTL-AUTO、AUTO、MANUAL、FP TTL-AUTO、FP MANUAL。設定はボディの液晶モニター上、スーパーコンパネからダイレクトに行なえる。E-3以外のボディでは、通常の発光を行なう。

 また、オート発光およびマニュアル発光のスレーブ機能も備えている。マニュアルが可能な同社の一眼レフカメラボディや、スレーブモードを備えたコンパクトデジタルカメラ「SPシリーズ」との組み合わせで、スレーブ発光が可能。

 バウンス角度は上側0~90度、下側7度、右側0~90度、左側が0~180度。電源として単3電池4本を使用する。アルカリ乾電池、ニッケル水素充電池、リチウム電池、オキシライド乾電池、CR-V3リチウム電池パック、ニッカド充電池を使用できる。外部電源の「SHV-1」や、パワーグリップ「FP-1」も接続可能。

 そのほか、装着レンズにあわせた自動ズーミングや、照射画角表示(フォーサーズ/35mm判換算)などの機能を搭載する。

 本体サイズは78×107×141mm(幅×奥行き×高さ)、重量は385g。バウンスアダプター「FLBA-1」、リフレクターアダプター「FLRA-1」、フラッシュスタンド「FLST-1」を同梱する。

 FL-36Rは、FL-50Rと同じくワイヤレスRSフラッシュシステムに対応する外部ストロボ。ベースモデルは「FL-36」。ガイドナンバーは12mm時が20、42mm時が36。

 電源は単3電池2本。アルカリ乾電池、ニッケル水素充電池、リチウム電池、オキシライド電池、CR-V3リチウム電池パックが利用できる。

 バウンス角度はFL-50Rと同等。本体サイズは67×95×108mm(幅×奥行き×高さ)、重量は260g。フラッシュスタンドを同梱する。バウンスアダプターとリフレクターアダプターは付属しない。


FLBA-1、FLRA-1、FLST-1

 FLBA-1、FLRA-1ともに、FL-50Rに付属する製品の単体版。FLST-1はFR-50RとFL-36Rに付属する。


FLBA-1
FLBA-1の装着例

FLRA-1
FLRA-1の装着例

FLST-1

 FLBA-1はストロボヘッドに取り付けて照射光を拡散し、バウンス撮影時の影の輪郭を緩和するバウンスアダプター。既存のFL-50でも使用できる。

 FLRA-1は、FL-36R、FL-30、FL-50のストロボヘッドに装着するリフレクターアダプター。バウンス時に正面からの光を補助的に当てることができ、キャッチライト効果や影の軽減が期待できるという。

 ヘッドの長辺側・短辺側のどちらにも装着できるため、縦位置での天井バウンスや、横位置での壁面バウンスにも利用できる。

 FLST-1は、FL-50RとFL-36Rに付属するスタンド。


DE-P3/N3、EP-7

DE-P3
 いずれも、E-1以外のEシステムボディに装着できるアイピースアクセサリー。

 DE-P3が+3ディオプタ、DE-N3が-3ディオプタの視度補正用。眼に優しい軟らかいゴムを使用したという。

 EP-7は、スライドインタイプの大型アイカップ。メガネをかけたまま撮影するユーザーに適しているという。



URL
  オリンパス
  http://www.olympus.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.olympus.co.jp/jp/news/2007b/nr071017e3accj.cfm
  アクセサリーのページ
  http://olympus-imaging.jp/product/dslr/accessory/index.html


( 本誌:折本 幸治 )
2007/10/17 14:40
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