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アドビ、EOS 40DやE-510に対応した「Lightroom 1.2」

~XMP設定やプレビュー作成の問題などを解消

Photoshop Lightroom
 アドビは14日、写真家向けソフト「Photoshop Lightroom」の最新アップデータを公開した。バージョン番号は1.2。対応OSはWindows XP/Vista、Mac OS X 10.4。

 1.2では、オリンパスE-510、キヤノンEOS 40D、ソニーα700、パナソニックDMC-FZ18、ペンタックスK100D Super、リーフAptus 17/54S/75S、Phase One P20+/P21+/P25+/P30+/P45+をサポートした。

 また、1.1で生じた次の問題が解消する。

  • ユーザーが指定した並び順を含むカタログがほかのカタログに読み込めない
  • サムネールではなくグレーのボックスが表示される(Windows)
  • メタデータをXMPに自動的に書き込むように設定すると、オフライン画像に無制限に書き込みが試行され、パフォーマンスが大幅に低下する
  • ソースフォルダの順序を変更するとき、クイックコレクションから画像が紛失する
  • カタログを250MB未満のドライブに書き出せない
  • Case Sensitive HFS+(Journaled)ボリュームなど、大文字と小文字を区別するボリュームにインストールすると、Webモジュールが使用できない(Macintosh)
  • Linux SMBネットワークボリュームに書き出すとエラーが発生する
  • ショートカットキーJで表示オプションを変更すると、グリッド表示のスクロール位置が維持されない
  • スライドショーモジュールで、イメージ番号とイメージ数のトークンが適切に表示されない
  • メタデータパネルが適切に表示されない(Windows)
  • 256MB ATIグラフィックカードを搭載する30型LCDモニタの場合、スライドショーが適切に表示されない
  • Webモジュールの書き出し機能を使用したとき、著作権タグがプレビューと同じ位置に配置されない
  • 自動取り出し機能を使用したときに、カードだけでなくカードリーダーも排出される(Windows)
  • ベイヤーパターンセンサー搭載するすべてカメラのデータで、ノイズ軽減調整を変更
  • 1 : 1 プレビューが、環境設定で設定したタイミングで破棄されない
  • 読み込み後にプレビューを作成すると、一連の画像すべてのプレビューが作成されない


 これらのうち特徴的なのは、ベイヤーパターンセンサーのカメラすべてのデータについて、1.2からモザイク解除段階でのベースポイントのノイズ軽減調整がなくなったこと。このため、1.2で輝度ノイズ軽減をゼロにした画像は、同じ設定の1.1の画像よりも多くのノイズが現れる。ただし、1.0で同じ設定にした画像よりもノイズが軽減する。



URL
  アドビ
  http://www.adobe.com/jp/
  ダウンロードページ(Windows)
  http://www.adobe.com/jp/support/downloads/3727.html
  ダウンロードページ(Mac OS X)
  http://www.adobe.com/jp/support/downloads/3727.html

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( 本誌:折本 幸治 )
2007/09/18 13:26
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