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エプソン、「MAXART PX-5800」のネットワークI/Fに不具合


MAXART PX-5800
 エプソンは6日、インクジェットプリンタ「MAXART PX-5800」のネットワークインターフェースに不具合があると発表した。対象機種は、無償で出張修理する。

 不具合は、「ネットワーク経由で印刷できない」または、「ネットワーク経由でプリンタが確認できない」というもの。また、同製品の使用により、ネットワークトラブルやネットワーク機器などでの障害が発生する可能性があるという。

 原因は、ネットワークインターフェースを標準装備したPX-5800の一部で、同社製レーザープリンタ用のオプションネットワークインターフェースカード「PRIFNW7S」および「PRIFNW7U」の一部と同じMACアドレスを使用していたため。同一ネットワーク上にMACアドレスが重複したPRIFNW7SかPRIFNW7Uが接続されていると不具合が発生する。

 同社Webサイトで、PX-5800の製造番号を入力すると、修理対象製品の判別ができる。対象製品は、ネットワーク部を含む部品を無償の出張修理で交換する。同社では、部品の交換が完了するまでは、PRIFNW7SおよびPRIFNW7Uを装着したレーザープリンタと同じネットワークに接続しないように呼びかけている。

 PX-5800は、同社が2006年11月に発売したA2対応のインクジェットプリンタ。写真、ファインアート、デザインなどのプロやハイアマチュア向けの製品。出力解像度は最大2,880×1,440dpi。大判プリンタ「MAXART K3」シリーズと同様に顔料インク「PX-P/K3インク」を採用する。本体サイズは684×376×257mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約18.5kg。



URL
  エプソン
  http://www.epson.jp/
  ニュースリリース
  http://www.epson.jp/support/misc/070206px58.htm
  製品情報
  http://www.epson.jp/products/maxart/px5800/px5800_1.htm

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エプソン、顔料K3インクのA2インクジェットプリンタ「PX-5800」(2006/10/04)


( 本誌:武石 修 )
2007/02/06 12:37
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