キヤノンは秋冬商戦向けインクジェット単機能機4機種を10月上旬より発売する。価格はオープンプライス。
■ 3.5型液晶を搭載した6色ダイレクト機「iP6700D」
PIXUS iP6700Dは3.5型カラー液晶ディスプレイとメモリカードスロットを搭載したA4ダイレクトプリンタ。iP6600Dの後継となる。店頭予想価格は3万円前後の見込み。
カードスロットはCF/Microdrive/スマートメディア/メモリースティック/メモリースティックPRO/SDメモリーカード/MMCに対応。別途アダプタを介してxDピクチャーカード、メモリースティックデュオ、メモリースティックPROデュオ、miniSDカードにも対応する。
また、PictBridge、IrDAを搭載するほか、別売のBluetoothアダプタも使用可能。PCとの接続はUSB 2.0。
出力解像度は9,600×2,400dpi。最小インク滴は1pl。インクは6色で、各色512ノズルを装備する。前面給紙カセットと背面給紙スロットによる2way給紙、両面印刷やDVD/CDレーベル印刷などの機能を標準で搭載する。なお同時発売されるハイビジョンサイズ写真用紙「プロフェッショナルフォトペーパーワイド」には対応しない。
本体サイズは429×304×183mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約7.5kg。
■ 5色インクのベストセラーモデル後継機「iP4300」
PIXUS iP4300は5色インクを採用したA4単機能機。iP4200の後継機となる。店頭予想価格は18,000円前後の見込み。
2004年のiP4100からの「Super Photo Box」コンセプトを継承した単機能機。2way給紙、自動両面印刷機能、DVD/CDレーベル印刷機能などを445×303×160mm(幅×奥行き×高さ)、重量約6.5kgのボディに収める。
iP4300では外観デザインが変更されたほか、プロフェッショナルフォトペーパーワイドに対応した。
出力解像度は9,600×2,400dpi。最小インク滴は1pl。インクは5色で、シアン、マゼンタは各1,024ノズル、イエローとブラック(染料/顔料)は各色512ノズルを装備する。
■ 4色独立インクタンクの廉価機「iP3300」
PIXUS iP3300は出力解像度4,800×1,200dpi、最小インク滴2pl、4色インクのプリントエンジンを搭載したA4単機能機。2004年冬モデルのiP3100の後継機となる。店頭予想価格は13,000円前後の見込み。
2way給紙を搭載する。ノズル数はシアン、マゼンタが512ノズル、イエローが256ノズル、ブラックが320ノズル。インクタンクは4色独立となる
本体サイズは437×300×147mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.6kg。
■ 4色一体型インクのエントリー機「iP1700」
PIXUS iP1700は店頭予想価格1万円前後のエントリーモデル。出力解像度4,800×1,200dpi、最小インク滴2plだが、4色一体のインクカートリッジを採用する。また給紙は背面シートフィーダのみ。
本体サイズは435×253×165(幅×奥行き×高さ)、重量は約3kg。
■ お問い合わせ先
■ URL
キヤノン
http://canon.jp/
ニュースリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2006-09/pr-pixus.html
製品情報(iP6700D)
http://cweb.canon.jp/pixus/lineup/ip6700d/
製品情報(iP4300)
http://cweb.canon.jp/pixus/lineup/ip4300/
製品情報(iP3300)
http://cweb.canon.jp/pixus/lineup/ip3300/
製品情報(iP1700)
http://cweb.canon.jp/pixus/lineup/ip1700/
( 本誌:田中 真一郎 )
2006/09/26 13:44
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