デジカメ Watch
最新ニュース
【 2016/01/26 】
【 2016/01/25 】
【 2016/01/22 】
【 2016/01/21 】
【 2016/01/20 】

セコニック、プロファイル機能を備えたデジカメ対応露出計


 セコニックは、デジタルカメラ対応露出計「DIGITALMASTER L-758D」を10月25日に発売する。価格は73,500円。また、映画撮影用の機能を追加した「同L-758CINE」を11月27日に発売する。価格は91,350円。


L-758D L-758CINE

 L-758Dは、現行のL-558に露出プロファイル機能や、ゼロ目スケール機能などを追加したスポットメーター内蔵の入反射光兼用式露出計。受光素子はシリコンフォトダイオード。

 露出プロファイル機能は、テスト撮影で得たデジタルカメラの撮像センサーや回路特性による露出の誤差、および露光域(再現領域)の情報を3種類までのプロファイルとして設定可能。さらに、プロファイルをUSB経由でPCに転送することで、カメラと露出計のキャリブレーションを行なうことができる。

 ゼロ目スケールは、測定値を0を起点とした±7EVで表示する機能。測定値が0を起点とする中間露出値から±何絞り分になるかを確認することができる。加えて、露出プロファイルを使用してキャリブレートしたカメラの露光域の表示もできる。

 また、標準露出値(18%グレーの値)をミッドトーンとして露出計に設定した上で、スポット測光でハイライトおよびシャドーを測定し、被写体が露光域に入っているかを判断することが可能なミッドトーンボタンを新設した。

 そのほか、ファインダー内に測定値を表示可能な受光角1度のスポットメーターや、1回の測定でストロボ光の全光量に対する割合を表示する分割測光システムをL-588から引き続き採用する。

 カスタムセッティングはL-758Dが14種類、L-758CINEが17種類。測定ポイント別に9点のメモリー機能を備える。レンズ部にはフィルターが装着可能。本体は生活防水となっている。

 測定範囲は、入射光の定常光が-2~22.9EV、同ストロボ光がF0.5~F161.2、反射式の定常光が1~24.4EV、同ストロボ光がF2~161.2。

 設定範囲は、フィルム感度がISO3~8000、絞りがF0.5~161、シャッター速度が30分~1/8,000秒(定常光)、30分~1/1,000(ストロボ光)。

 本体サイズは90×48×170mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約270g(バッテリーを含む)。プロファイルキャリブレーションソフト「Data Transfer Software」が付属する。



URL
  セコニック
  http://www.sekonic.co.jp/


( 本誌:武石 修 )
2006/09/19 18:11
デジカメ Watch ホームページ
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。

Copyright (c) 2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.