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キヤノン、2型液晶搭載の昇華型フォトプリンタ

~プリントの色合いが選択できる「マイカラー」などを搭載

 キヤノンは、フォトプリンタ「SELPHY」(セルフィー)の昇華型モデルに当たるCPシリーズの新モデル「CP730」を29日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は2万円弱の見込み。

 最大でポストカードサイズのプリントが可能な昇華型フォトプリンタ。同社が2005年9月に発売した「CP710」の後継機種にあたる。



 CP710では1.5型だった液晶モニターが2型になり、カードスロットにはminiSDカードとメモリースティックデュオが直接挿入できるようになった。また、赤外線通信(IrDA)に対応しIrDA対応携帯電話から画像をワイヤレスで転送可能になった。

 さらに、CP710では別売だったバッテリーを同梱した。バッテリー使用時はフル充電で約40枚のプリントが可能。また、PictBridge用のUSBケーブルはCP710に引き続いて巻き取り式を採用。CP710で25cmだったケーブルはCP730で30cmになった。

 CP730から、簡単アレンジ機能として「マイカラー」、「トリミングボタン」、「レイアウト機能」が新たに加わった。

 マイカラーは、コントラストと色の濃さを強調する「くっきりカラー」、コントラストと色の濃さを抑える「すっきりカラー」、「白黒」、「セピア」の4種類から選択できる。

 また、プリンタ本体のみで画像のトリミングが行なえるようになった。トリミング枠の移動や範囲の変更、縦横回転ができる。トリミング機能は、本体のトリミングボタンから呼び出せる。

 レイアウト機能は、異なる複数の画像を1枚の用紙上にプリントできるレイアウト機能。2分割、4分割、8分割に対応する。ミニアルバムや絵はがきなどの作成に最適としている。

 また、コントラスト、色の濃さ、解像感の出力設定を見直すことで、赤、青、緑、肌色などの記憶色の再現性が向上。より印象的でくっきりとした表現が可能になったという。さらに、明るさやコントラストなどの画像データを解析し最適な階調に補正を改良したという。

 「Print/Share」の表示のある同社のデジタルカメラとのカメラダイレクト接続時は、印刷したい画像を選択し、イージーダイレクトボタンを押すだけでプリントできる。

 カードスロットに対応するメモリカードはCF、SDメモリーカード、miniSDカード、メモリースティック、メモリースティックデュオ、メモリースティックPROデュオ。

 プリント解像度は300×300dpi。対応プリントサイズはポストカード(54×86mm)/L/カード/8分割シール/ワイドサイズ(100×200mm)。Lサイズのプリント時間はカメラダイレクトが約50秒、カードダイレクトが約67秒、PictBridgeが約69秒。USB端子はダイレクト接続用、PictBridge用、PC接続用の3ポート。

 本体サイズは178×131×63mm、重量は約955g(インクカセット、ペパーカセット、バッテリーパックを除く)。



URL
  キヤノン
  http://canon.jp/
  ニュースリリース
  http://cweb.canon.jp/newsrelease/2006-06/pr-selphycp730.html?jp=pr-selphycp730
  製品情報
  http://cweb.canon.jp/selphy/cp730/


( 本誌:武石 修 )
2006/06/22 13:30
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