デジカメ Watch
最新ニュース
【 2016/01/26 】
【 2016/01/25 】
【 2016/01/22 】
【 2016/01/21 】
【 2016/01/20 】

ピクサート、独自アルゴリズム採用の画像ソフト「ピクチャーリンス」


ピクチャーリンス・プロ
 有限会社ピクサートテクノロジーは、画像処理ソフト「ピクチャーリンス」シリーズをリリースした。ダウンロード販売のみで、価格は「ピクチャーリンス・プロ」が3,990円、「ピクチャーリンス・ライト」が1,575円。対応OSはWinodws 2000/XP。

 独自の画像処理アルゴリズム「BISEテクノジー」を搭載した画像調整ソフト。2005年10月にVer.1.0を公開後、今回大幅なリニューアルを行ない、価格も17,850円から3,990円(プロ版)に変更した。

 BISEテクノロジーは、画像のシャープさを損なわずにノイズなど画質劣化の原因要素を軽減、「滑らかで美しい画像を1回のフィルター処理で実現できる」(同社)というもの。同社では効果として「画質劣化を伴わない階調や色の変更」、「JPEG圧縮で劣化した画像の改善」、「ノイズでざらついた画像の改善」、「ポートレイト画像での滑らかな肌表現」、「風景画像での遠近感の強調」などをあげている。

 ピクチャーリンス・プロ内では、BISEテクノロジーを「BISEフィルター」の名称で利用できる。「記憶色」、「美肌」、「春爛漫」などの11種類の色キーワードと、「標準」、「しっとり」、「めりはり」といった6種類の質感キーワードを組み合わせて適用するもので、さらに色、質感ともカスタム設定が可能。

 BISEフィルター以外にも、トーンカーブ、自動レンジ補正、シャープネス、彩度調整などの補正が行なえる。画像の範囲選択も可能で、矩形、投げ縄、多角形などのツールを利用できる。レイヤーによる合成も行なえる。さらにバッチ処理にも対応する。読み込み可能はファイルは、JPEG、TIFF、BMP。

 ピクチャーリンス・ライトは、BISEフィルターのみを扱える廉価版。範囲選択やレイヤーなどの機能も省略されている。

 なお、同社のサイトからピクチャーリンス・プロのデモ版がダウンロードできる。起動回数、試用期間といった制限はないが、保存した画像にロゴが入る。



URL
  ピクサート
  http://www.pixart.co.jp/
  製品情報
  http://www.pixart.co.jp/products.html


( 本誌:折本 幸治 )
2006/04/11 14:57
デジカメ Watch ホームページ
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。

Copyright (c) 2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.