松下電器、4GBのSDHCメモリーカードを夏に市場導入

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松下電器、4GBのSDHCメモリーカードを夏に市場導入

2006 International CESで展示されたサンディスクのSDHCメモリーカード

　松下電器は9日、4GBのSDHCメモリーカードを開発したと発表した。今夏に全世界で市場導入する。

　SDHCメモリーカードは、容量2GB超を可能にするSDメモリーカード規格Ver.2.00に準拠した製品の名称。ファイルシステムを現行のFAT16およびFAT12から、FAT32に変更している。1月開催のイベント「2006 International CES」において、SDメモリーカードの規格策定団体「SD Card Association(SCA)」が年内の規格化を予告していた。

　新規格は32GBまでの大容量化が可能になったほか、最低保証速度について性能区分を定めている。区分は3種類で、Class2が2MB/sec、Class4が4MB/sec、Class6が6MB/sec。著作権保護機能は従来のSDメモリーカードと同等。

　サイズやピン数は、現行SDメモリーカード(Ver.1.01/1.10)と同一の24×32×2.1mm、9ピン。Ver.2.00に対応した機器では、SDメモリーカードとSDHCメモリーカードの両方が使用できる。

■ ＵＲＬ
　松下電器
　 http://panasonic.co.jp/
　ニュースリリース
　 http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn060309-1/jn060309-1.html
　 4GB以上の容量を実現するSDカード上位規格「SDHC」(AV)
　 http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060109/ces16.htm

（本誌：折本幸治）
2006/03/09 18:52

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