キヤノンはA2ノビ対応大判インクジェットプリンタ「ImagePROGRAF iPF5000」を、4月上旬より発売する。価格は260,400円。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP、Mac OS 9.1以降、Mac OS X 10.2以降。
カセット給紙のほか、上面や前面からの手差し給紙が可能で、前面給紙の場合は1.5mmまでの厚紙も使用可能。また、オプションの自動切換ロール紙ユニットによりロール紙に対応する。
出力解像度は2,400×1,200dpi。インクには新開発の12色顔料インク「Lucia」(ルシア)を採用。グレーとフォトグレーを搭載することで、モノクロ表現とグレーバランスを向上させ、光源による色ずれを低減させたとしている。また、マットブラックとブラックが同時に搭載されるため、用紙によってインクを交換する必要がない。インクタンクは容量130mlのPFI-101シリーズを使用。価格は1色あたり8,190円。
ヘッドも新開発の1インチ12色ダブルヘッドを採用。1ヘッドあたり2,560ノズル×6色で15,360ノズルを搭載し、これを2連装にして12色30,720ノズルのヘッドとした。最小インク滴は4pl。
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12色インクを採用
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新開発の1インチ12色ダブルヘッド
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このほか、高速画像処理プロセッサ「L-COA」(Large format printer COmmon Architecture)、ノズルの目詰まりを検知して自動でクリーニングしたり、他のノズルでリカバリーする「高精度ノズルリカバリーシステム」、エラー発生時に任意のアドレスにEメールで通知する機能、Ethernet、USB 2.0などを搭載する。また、IEEE 1394接続にも別売オプションで対応する。
ソフトウェアは、ドライバのほか、同社製デジタル一眼レフカメラに付属するフォトフィニッシングソフト「Digital Photo Professional」用プラグイン、アドビシステムズのPhotoshop用プラグイン、ポスター作成ソフト「PosterArtist 2006」、フォトレタッチソフト「Digital Photo Print Pro」などが付属する。
本体サイズは999×733×317mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約45kg。ロール紙ユニット装着時は999×810×344mm(同)、重量は約49kg。
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製品情報
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( 本誌:田中 真一郎 )
2006/02/22 14:39
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