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キヤノン、柔軟な画像管理機能を持つ写真館業務向けソフト


 キヤノンは、撮影業務向けの画像管理ソフト「Digital Photo Presenter for Studio」を6日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は7万円前後の見込み。対応OSはWindows XP/2003 Server。

 主に写真館など大量の撮影業務を支援するためのソフトで、同社の写真館向けソリューションビジネスを担う一製品。受付番号入力、画像取り込み、撮影写真ファイルのリネーム、サムネイル表示などが行なえる。

 対応機種はEOS-1Ds Mark II/1D Mark II N/1D Mark II、EOS 5D/20D。RAW画像も扱える。

 撮影したデータは、受付番号ごとに生成された管理フォルダに移動。受付番号として、数字のほか顧客の氏名などのテキスト情報も入力できる。管理フォルダはネットワーク先にも指定可能。

 さらに管理フォルダでは、移動したRAWとJPEGを分類したり、サムネイルデータの作成などが行なえる。自動リネーム機能も搭載し、「2面あるスタジオのどちらで撮影したか」などの情報をファイル名に付加できる。

 画像取り込みは、記録メディア経由やネットワーク経由での取り込みに加え、EOS Captureを利用した有線ケーブルによる撮影にも対応。ビューアとしては、サムネイル表示に加えて「サムネイル+プレビューモード」を装備。サムネイルの列数指定も可能で、プレビュー画面の拡大も行なえる。

 なお製品には、キヤノンイメージングシステムテクノロジーズ株式会社の画像管理ソフト「MuseViewer Pro」が付属する。



お問い合わせ先
  デジタルフォトソリューション企画課
  Tel.03-6719-9754


URL
  キヤノン
  http://canon.jp/
  製品情報
  http://cweb.canon.jp/product/dps/


( 本誌:折本 幸治 )
2006/02/07 12:11
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