富士フイルム、FinePix用RAW現像ソフト「HS-V2」をアップデート

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富士フイルム、FinePix用RAW現像ソフト「HS-V2」をアップデート

　富士フイルムは4日、FinePix用RAW現像ソフト「HS-V2」のアップデータ「Ver.3.1h」を公開した。Windows 2000/XP用とMac OS X 10.3.9/10.4.2用のそれぞれがダウンロードできる。

　Windows用3.1hでは、PC撮影機能をHS-V2と独立して実行できるソフト「Studio Utility」が加わった。PC撮影機能は、PCと接続したカメラをPCからコントロールする機能。

　また、RAW FILE CONVERTER/RAW FILEバッチ処理においてプラグイン環境設定の「プレビュー表示」→「高画質表示」を選択した際、FinePix S3 Pro/S2 Proの表示画質を改善。FinePix S2 Pro PC撮影機能において、露出補正-0.5で保存した設定ファイルが読み込めない問題も解消した。海外専用モデル「FinePix E900」のCCD-RAW変換にも対応した。

　そのほか、「形式を変えて保存」を使用中、保存に失敗した場合にゴミファイルが残る問題が修正された。これまでウイルス対策ソフトによっては、ゴミファイルをウイルスファイルと誤認するケースがあった。

　Mac OS X用3.1hの変更点もWindows用3.1hとほぼ同様。さらにウインドウ最大化でディスプレイからはみ出す不具合や、マーカーによるソートを行なうと、詳細サムネイル表示でのソート順変更が不可能になる問題が解消している。

■ ＵＲＬ
　富士写真フイルム
　 http://www.fujifilm.co.jp/
　ダウンロードページ(Windows用)
　 http://www.fujifilm.co.jp/download/hsv2v31h_win/
　ダウンロードページ(Mac用)
　 http://www.fujifilm.co.jp/download/hsv2v31h_mx/

■ 関連記事
・富士フイルム、FinePix用現像ソフト「HS-V2」をS5200に対応（2005/09/09）

（本誌：折本幸治）
2005/10/04 19:07

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