デジカメ Watch
最新ニュース
【 2016/01/26 】
【 2016/01/25 】
【 2016/01/22 】
【 2016/01/21 】
【 2016/01/20 】

ガートナー、2005年上半期プリンタ市場調査を発表

~エプソンが首位に返り咲き、複合機とフォトプリンタが好調

 ガートナージャパン株式会社は21日、2005年1~6月の日本プリンタ市場出荷調査結果を発表した。

 発表によると、出荷台数は378万台(前年同期比14.2%増)、出荷金額は1,716億1,100万円(前年同期比7.0%増)。

 同社では成長の理由を、インクジェット複合機の増加としている。インクジェット全体の出荷台数に占める複合機の割合は43.2%。単機能機は減少したが、複合機がカバーした。

 また、A6サイズのフォトプリンタの出荷が急速に増加しており、単機能機の出荷台数の12.1%を占めた。

 ページプリンタ市場ではモノクロが減少したものの、カラー機が増加したため、前年同期比2.4%増となった。ただし、カラー機の増加率は低下しており、小型化やランニングコストの低下がなされなければ、カラー機の急速な増加は難しいとしている。

 なお、出荷台数の80%以上はインクジェットプリンタとなっている。

 メーカー別シェアは、エプソンが144万3千台、38.2%で首位、キヤノンは136万6千台、36.1%で2位となり、前年同期と逆転した。3位以下はHP、ブラザー、リコーなどが続く。



 2005年全体は、2004年のマイナス成長から、わずかながらプラスに転じるとした。出荷台数は780万台になるが、出荷金額は価格の低下傾向を反映して、2004年を下回る3,558億円。また、単機能機から複合機へのシフト、フォトプリンタの増加を予測している。




URL
  ガートナージャパン
  http://www.gartner.co.jp/
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.gartner.co.jp/press/pr20050921-01.pdf


( 本誌:田中 真一郎 )
2005/09/21 18:04
デジカメ Watch ホームページ
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。

Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.