シャープは、デジタルカメラで撮影した画像などをプリントできるカラーファクシミリ4機種を発売する。発売日は「UX-MF40CW」および「UX-MF40CL」が11月11日、「UX-MF30CW」と「UX-MF30CL」が10月21日。愛称は「見楽る(ミラクル)プリント」。
価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格はMF40CWが6万円前後、MF-40CLが53,000円前後、MF30CWが55,000円前後、MF30CLが48,000円前後の見込み。
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UX-MF40CW
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UX-MF30CW
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各種記録メディア用のカードスロットを搭載し、記録メディアからのダイレクトプリントに対応する家庭向けカラーファクシミリ。MF40系とMF30系の違いはADF(自動原稿送り)機能の有無で、MF40系のみADFを搭載する。また、MF40CWとMF30CWにはコードレス子機2台、MF40CLとMF30CLはコードレス子機1台が付属する。
カードスロット部はCF、スマートメディア(3.3V)、SDメモリーカード、MMC、メモリースティックPROの読み込みに対応。アダプターの使用でxDピクチャーカード、miniSDカード、メモリースティックPRO Duo/Duo、miniSDカードも読み込める。さらにUSB端子を搭載し、PictBridgeにも対応。カメラからのダイレクトプリントが行なえる。
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4.3型の液晶ディスプレイを搭載
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本体正面には4.3型ASVカラー液晶ディスプレイを搭載。最大16枚分の写真一覧表示が可能で、さらにインクの交換や用紙のセット方法など操作ガイドとして表示する。
プリンタ部は6色/4色交換式インクカードリッジを採用するインクジェット方式。写真は6色インクでプリントする。印刷解像度は最大4,800×1,200dpi。A4/A5/A6/B5/L/2L/ハガキなどの各サイズに対応し、光沢紙、フォト用紙などインクジェット専用紙も使用可能。A4/L/2L/ハガキサイズに関しては4辺フチなし印刷が行なえる。また前面給排紙のため、従来機種より設置面積を約20%削減したという。
スキャナ部のセンサーはCIS。入力48bit、出力24bitに対応し、最大A4サイズの読み取りが行なえる。連続コピー枚数は99枚。25~400%の範囲で1%刻みでの拡大縮小設定が行なえる。
USB 1.1およびEthernet端子を装備。対応OSはUSB接続時がWindows 98 SE/Me/2000/XP、LAN接続時がWindows 2000/XP。
本体サイズは、MF40系が約435×335×160mm(幅×奥行き×高さ)、重量約6.1kg。MF30系が435×335×160mm(同)、重量約6.1kg。コードレス子機は4台まで増設可能で、ドアホン接続にも対応している。
■ URL
シャープ
http://www.sharp.co.jp/
ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/050921-a.html
( 本誌:折本 幸治 )
2005/09/21 13:42
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