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マイクロソフト、Digital Image Pro 2006発表会を開催

~どんな人が使ってもプロ並みのアウトプットを

Digital Image Pro 2006
 マイクロソフト株式会社は6日、画像整理/編集ソフト「Digital Image Pro 2006」、「Digital Album 2006」を含む家庭向けソフトウェア製品の発表会を都内で開催した。

 「Digital Image Pro 2006」、「Digital Album 2006」はサムネール形式によるデジタル写真の整理と、フォトレタッチ機能などを備えた画像整理/編集ソフト。価格はDigital Image Pro 2006が14,490円、Digital Image Album 2006が7,140円。


パーソナルシステム事業部 ホーム&リテール製品部の柏木淳氏
 すでに8月25日に発表されており、発表会ではソフトウェアのコンセプトの補足説明と、デモンストレーションを、同社パーソナルシステム事業部 ホーム&リテール製品部の柏木淳氏が行なった。

 Digital Image Proのコンセプトに関して同氏は「どれだけ多くのユーザーにプロ並みの機能を使ってもらえるか、どれだけたくさんの人にデジタルのメリットを届けられるかを念頭に開発した」と述べ、「どんな人が使ってもプロ並みのことができるソフト」とした。

 また、「写真は記録であり、記憶であり、アートである、と考えるユーザーに向けた製品」とし、Photoshop ElementsやPaint Shop Proのようなライバルとの比較では、「よりパーソナルでよりホビー向けの位置づけ」とした。


Digital Image Pro/Albumのターゲットユーザー
ライバル製品よりもよりホビー/パーソナル向けの位置づけ
同社の独自調査で、初心者がDigital Image Proがもっとも簡単と回答

 Digital Albumに関しては「露出調整などの絵作りは面倒だが、デジタルカメラで撮った写真が大量にたまっていて、整理したり加工したりする必要があるユーザー」をターゲットとした。

 デモンストレーションではDigital Image Pro 2006の高速な閲覧機能や新機能を紹介。

 この中で最適なトリミング範囲を自動的に提案する「スマートトリミング」の原理を、人の顔など画面のキーになる部分を検出し、画面を縦横3等分した線の交点に配置することで、最適なトリミング範囲を判定するものと説明した。さらに、スマートトリミングでは人の顔だけでなく、犬の顔なども検出することが可能とした。

 このほか、銀塩カメラでのモノクロ撮影時にオレンジやマゼンタのフィルタでコントラストをコントロールする方法をシミュレートできる「モノクロ効果」や、キヤノンのニコンのRAW形式ファイルに対応したことなどを説明した。


スマートトリミングの原理。まず顔などキーになる部分を検出する
キーになる部分が黄金分割の交点に配置されるようトリミングされる
スマートトリミングした画像の例。後ろの看板も重要な要素として判断している


URL
  マイクロソフト
  http://www.microsoft.com/japan/
  ニュースリリース
  http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2377
  製品情報
  http://www.microsoft.com/japan/imaging/

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マイクロソフト、画像管理編集ソフト「Digital Image Pro 2006 / Album 2006」(2005/08/25)


( 本誌:田中 真一郎 )
2005/09/06 18:38
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