キヤノンは外部ストロボ「スピードライト430EX」を10月上旬より発売する。価格は34,650円。
2000年に発売された420EXの後継機で、同社のストロボラインナップでは中位機の位置づけとなる。ISO100時の最大ガイドナンバーは43。
カメラから画面サイズデータを受け取る「画面サイズ対応自動ズーム制御」機能を搭載。35mm判サイズよりも小さな撮像素子を持つデジタルカメラでは、装着レンズの有効撮影画角に合わせてストロボのズームを望遠側に制御する。また、ストロボ光の色温度情報をカメラに伝える「色温度情報通信」機能も搭載。カメラが自動的に、ストロボ使用時のホワイトバランスを設定する。
マニュアル発光、調光補正、後幕シンクロ、マニュアルズームなどが可能になった。また、操作系を上位機種の580EXに合わせた。
2LED構成のAF補助光ユニットを内蔵。9点AFに対応する。45点AF搭載ボディでは、一部のAFフレームのみが対応。また、35mm判の焦点距離で14mm相当の画角に対応する内蔵ワイドパネル、6種類のカスタム設定機能、照明機能付き表示パネル、4段階のバウンス機能、ワイヤレス多灯撮影機能を新たに搭載した。
このほか、全速同調が可能なハイスピードシンクロ(FP発光)、モデリング発光、ストロボ撮影のAEロックが可能なFEロックなどの機能は420EXから継承した。
対応調光方式はE-TTL II/E-TTL/TTL。照射角は24~105mm、ワイドパネル使用時は14mm。電源は単3アルカリ乾電池、単3ニッケル水素充電池、リチウム電池×4。単3アルカリ乾電池使用時に、200~1,400回の発光が可能。
本体サイズは72×101×122mm(幅×奥行き×高さ)、電池を含まない重量は約330g。
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( 本誌:田中 真一郎 )
2005/08/23 15:48
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