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アストロアーツ、「ステライメージ Ver.5」を更新

~RAWデータ読み込み時のダーク補正に対応

ステライメージ Ver.5
 株式会社アストロアーツは1日、天体写真向け画像処理ソフト「ステライメージ Ver.5」を更新した。バージョン番号は5.5.0b。

 最新版では、D70sのNEFファイルやα-7 DIGITALのMRW形式の読み込みを新たにサポート。また、RAW形式の読み込み時に、自動カラーバランス補正、自動レベル補正が可能になった。ただし「一部の画像でカラーバランスが整わない」現象もあるという。

 さらに、CRW、CR2、NEF、ORF形式のRAWデータを読み込む場合、「現像あり」を指定するとダーク補正を行なうようになった。EOS Kiss Digital Nで撮影したCR2ファイルを「現像あり」で読み込むことが可能になり、逆にCOOLPIX 5400/8700のNEFファイルの「現像なし」での読み込みに対応した。

 そのほか、「『シャープ』ダイアログのアンシャープマスクでR、G、Bの各チャンネルを選択すると、すべてのプレーンにしきい値と黒縁抑制の設定が適用される」、「『光度測定』ダイアログで、テキスト出力ボタンで測定結果を保存すると『天体』と『除外する恒星』の行が改行されない」、「『メトカーフ法』でコンポジットすると、結果画像にコブのような階調の明るい部分ができる」といった不具合が解消する。

 ステライメージVer.5は、RGB各色で32bit処理を行なう「96bitスーパーカラー処理エンジン」を搭載した天体画像専用画像処理ソフト。Ver.5は2005年3月にリリースされた最新版で、RAWファイルのままダーク補正、フラット補正、ホットピクセル除去、クールピクセル除去を行なう機能などが追加されている。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。



URL
  アストロアーツ
  http://www.astroarts.co.jp/
  ダウンロードページ
  http://www.astroarts.co.jp/products/stlimg5/download/updater-j.shtml

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アストロアーツ、「ステライメージVer.5」体験版を公開(2005/04/20)


( 本誌:折本 幸治 )
2005/07/04 15:46
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