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コニカミノルタ、35mmフィルムスキャナ「DiMAGE Scan Elite 5400 II」


 コニカミノルタは、5,400dpiの35mmフィルムスキャナ「DiMAGE Scan Elite 5400 II」を、3月4日より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は7万円前後の見込み。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP、Mac OS 9.22、Mac OS X 10.1.3~10.1.5/10.2.1~10.2.8/10.3~10.3.6。

 35mm判フィルム専用の個人向けスキャナ。2003年6月に発売された「DiMAGE Scan Elite 5400」の後継機種。デジタルミニラボに使用されている「フィルムエキスパートアルゴリズム」を新たに搭載。ネガフィルムの色再現性をアップしたとしている。

 また、駆動機構や内部処理を改良し、光学系を独自開発とすることで、スキャン速度を高速化。フィルムホルダをセットするだけでインデックススキャンを開始する「オートローディングインデックス」、インデックススキャンと同時にプレビュー画像を取り込む「ハイスピードプレビュー」など、作業時間を短縮するための機能も搭載した。

 画像補正機能として「Digtal ICE4」を搭載。Digtal ICE4は、フィルムのホコリや傷を補正する「Digital ICE」、退色を補正する「Digital ROC」、粒状性を補正する「Digital GEM」、シャドーやハイライトの階調を補正する「Digital SHO」の4つの機能からなる。さらに、コニカミノルタが開発した「Pixel Polish」により、逆光、露出不足などの自動補正もできる。なお、Digital SHOとPixel Polishは、8bitモード時のみ使用可能。

 撮像素子は1ラインあたり5,340画素の3ラインカラーCCD。光学解像度は5,400×5,400dpi。読み取りサイズは25.06×37.25mm。最大入力画素数は5,328×7,920ピクセル。インターフェイスはUSB 2.0。

 本体前面のクイックスキャンボタンにより、3種類のうち設定したスキャンユーティリティを、PC上で起動させることができる。また、フォーカス調整のための「マニュアルフォーカスダイヤル」も備える。

 本体サイズは70×345×165mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.5kg。

 フィルムホルダ、スライドマウントホルダ、USBケーブルなどのほか、Photoshop Elements 3.0が同梱される。



URL
  コニカミノルタ
  http://konicaminolta.jp/
  ニュースリリース
  http://konicaminolta.jp/about/release/kmhd/2005/0221_01_01.html
  【2003年5月23日】ミノルタ、5,400dpi/16bit A/D変換の35mmフィルムスキャナ(PC)
  http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0523/minolta.htm


( 田中 真一郎 )
2005/02/21 17:13
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