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「電塾大勉強会」で展示されたMac版SILKYPIX(右)
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株式会社市川ソフトラボラトリーは10日、Macintosh版「SILKYPIX Developer Studio 1.0」の発売日を12月20日と発表した。また、以前より対応を表明していたDNGにデフォルトで対応する。価格は1ライセンス9,800円、2ライセンス以降は1ライセンスあたり3,000円。なお、同日にはWindows版もDNGに対応する予定。
SILKYPIX Developer Studioは、各社のデジタルカメラに対応したRAWファイル現像ソフト。同社独自のロジックを搭載することで、偽輪郭や偽色、色ノイズなどを低減させ、精度の高い色再現を実現したとしている。Windows版が6月に発売されている。Macintosh版については、11月17日に「年内に発売」と発表。今回、発売日と価格が正式に発表された。
Windows版同様にダウンロード販売のみ。ライセンスを購入しなくても、機能の一部を使える「フリーモード」で動作する。
対応OSはMac OS 10.2以降。Windows版との機能差は、トーンカーブなどの操作パレットに透明化機能を追加したこと。そのほかの機能は同一となる。
すでにWindows版のライセンスを購入しているユーザーは、Macintosh版のライセンスを追加ラインセンスとして3,000円で取得できる。また、Windows版のライセンスをMacintosh版に無償で乗り換えることも可能。
Macintosh版は、デフォルトでAdobe Systemsの提唱するRAWデータ汎用フォーマット「DNG(Digital Negative)」に対応している。ただし、読み込みのみで、DNGの書き出しは行なえない。また、Windows版のSILKYPIX Developer Studio 1.0も20日にリビジョンアップでDNGに対応する。
DNGの発表と同時にAdobeが公開した「DNG Converter」は、RAWデータをDNGに変換し、Photoshop CSで開けるようにするソフト。しかし、国内では対応するソフトがPhotoshop CS、DPExなど一部のソフトに限られている。
※対応OS、Windows版との機能差、DNG対応の詳細などを追記しました(12月15日)
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■ URL
市川ソフトラボラトリー
http://www.isl.co.jp/
ニュースリリース
http://www.isl.co.jp/SILKYPIX/japanese/news041210.html
製品情報(SILKYPIX)
http://www.isl.co.jp/SILKYPIX/japanese/
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・ 市川ソフトラボラトリー、RAW現像ソフト「SILKYPIX」のMac版を年内に発売(2004/11/17)
( 折本 幸治 )
2004/12/10 19:42
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