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富士フイルム、自動画像補正技術を搭載した携帯電話用プリンタ
富士写真フイルム株式会社は、携帯電話用プリンタ「PiVi(ピヴィ)」を11月14日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は13,000円前後。専用フイルムは10枚入りパックが500円。
インスタントカメラ「チェキ」の技術を応用した携帯電話用プリンタ製品の第2弾。PiVi本体は、専用の薄型フィルムパックの採用などで、前作の「チェキプリンター NP-1」に比べ、大幅に薄くなり、カラーバリエーションも3色が用意される。
左からターコイズグリーン、アプリコット、ピーコックブルー
携帯電話とは赤外線によって通信を行なう。PiViに送る画像サイズはVGA(640×480ドット)が推奨されている。通信時間は機種によって異なるが、平均すると約10秒としている。
本体内に画像1枚分のバッファを備えており、リピートボタンを押すだけで、最後に印刷した画像をもう1枚印刷できる。ボタン類はこのリピートボタンと電源ボタンの2つのみ。
また、同社のデジタルイメージング処理技術「Image Intelligence」を搭載することで、出力画像の品質が大幅に向上した。Image Intelligenceは、光源や露出などの撮影状況を解析し、同社のイメージデータベースから形成されたルールに基づき自動的に補正を行なうもので、同社の商用/個人用製品に多数搭載されている。
Image Intelligence技術の搭載により、簡便な操作が求められる携帯電話用プリンタにおいても、ユーザーに特別な操作を強いることなく、高品質な画像が得られるようになった。これに伴いチェキプリンタに装備されていた濃淡調整機構も廃止された。
Pivi本体の大きさは126.5×98×29.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は205g(電池、フィルム別)。電源はCR2リチウム電池2本で、約130枚のプリントが可能。
なお、PictBridgeに対応したデジタルカメラ用アダプタ「IR-100」も近日発売予定。価格は未定。
IR-100はデジカメ本体からUSBで接続され、PictBridgeに対応した信号を赤外線に変換して「PiVi」に送る。低速の赤外線通信に合わせて、画像サイズの調整なども行なわれる。電源は単三電池2本。
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お問い合わせ先
PIサポートセンター
Tel.0424-81-1697
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URL
富士写真フイルムのホームページ
http://www.fujifilm.co.jp/
Image Intelligence技術のページ
http://www.fujifilm.co.jp/ii/
ニュースリリース
http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj1269.html
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【2003年10月30日】富士フイルム、赤外線経由で携帯の画像を印刷できる小型プリンター(ケータイ)
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/16245.html
( 伊達 浩二 )
2004/09/30 14:31
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