デジカメ Watch
最新ニュース
【 2016/01/26 】
【 2016/01/25 】
【 2016/01/22 】
【 2016/01/21 】
【 2016/01/20 】

タムロン、第1四半期は営業損失4億8,500万円


 タムロンは4月30日、平成21年12月期の第1四半期(2009年1月1日~3月31日)における連結業績を発表した。受注先の生産調整や円高の影響などを受け、売上高92億5200万円(26.2%減、前年同期比・以下同)、営業損失4億8,500万円、経常損失5億4,600万円、純損失6億7,700万円となっている。

 そのうち写真関連事業は、売上高49億2,600万円(13.3%減)、営業利益2億400万円(72.5%減)。交換レンズの「AF 18-270mm F3.5-6.3 Di II VC LD Aspherical [IF] Macro」が海外を中心に売上を伸ばしたことで、自社ブランドは増収。ただし生産・在庫調整の影響を受けたOEM関連は、大幅な減収となった。

 レンズ関連事業では、コンパクトデジタルカメラ用レンズユニットが、カメラメーカーの生産調整を受けたことにより減収。売上高は26億7,200万円(39.1%減)、営業損失3億8,900万円。なお、前年同期は営業利益2億1,300万円となっている。

 CCTVカメラ用レンズの需要が伸び悩んだ特機その他事業は、売上高16億5,400万円(33.1%減)、営業利益は1億7,700万円(52.3%減)。

 通期では、売上高536億円、営業利益42億円、経常利益36億円、純利益25億円を見込む。



URL
  タムロン
  http://www.tamron.co.jp/
  平成21年12月期第1四半期決算短信
  http://www.tamron.co.jp/investors/pdf/2009/0430.pdf

関連記事
タムロン、2008年は円高と需要減退を受け減収減益(2009/02/06)


( 本誌:折本幸治 )
2009/05/07 19:23
デジカメ Watch ホームページ
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。

Copyright (c) 2009 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.