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【PIE2009】「F」直系の歴史を強調したニコンブース


会期:3月26日~29日(10時~17時)
会場:東京ビッグサイト東4・5・6ホールおよび会議棟


 フォトイメージングエキスポ2009(PIE2009)のニコンブースでは、「ニコンFマウント」の誕生50年を意識したボディとレンズのディスプレイのほか、歴史に関わったニコンカメラの紹介を実施。現在のDシリーズに繋がる歴史を再確認できるのはもちろん、銀塩ニコン一眼レフカメラのファンにもうれしい内容となっている。


「ニコンFマウント」の誕生50年を歴代のレンズやボディを確認できる 歴史的なイベントや記録に関わったニコンの特製一眼レフカメラを展示

植村直己氏と共に南極をめざす相棒として開発された「F3ウエムラスペシャルモデル」

 デジタル一眼レフカメラとコンパクトデジタルカメラのタッチ&トライコーナーは対面式のカウンターとなっており、説明員によるレクチャーが受けられる。交換レンズも各種用意されており、3月6日に発売された「AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8 G」などを試すことができた。


AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8 G マウント部

D3X D90

D3Xで撮影し、大判インクジェットプリンターで実寸大にプリントした「古都情景~桜と祇園社」
 さらにブースで目をひいたのは、古屏風をD3Xで撮影し、実寸大で大判プリントした作品だ。例えば「古都情景~桜と祇園社」と題された作品では、屏風絵1枚を2分割で撮影し、合成してプリントアウト。金箔の質感や繊細な筆遣いをデジタルで再現することに成功したという。

 レンズにはAF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8 G EDを使用し、ライブビューによるコントラストAFを使っている。プリンターはエプソンのPX20000。そのほか、「源氏物語図屏風」などの複製も同様に見ることができる。撮影は斉藤勝則氏。

 また、D700の発売を記念して行われた「D700趣味を超える瞬間キャンペーン」の中で、望月宏信氏と茂手木秀行氏が担当した「本気でやる作品制作」コースの作品が展示されている。

 そのほか、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX」シリーズからは、COOLPIX P90、COOLPIX L100などの春モデルを中心に展示。専用カウンターを設けるなど、来場者への周知につとめていた。


COOLPIXのタッチ&トライコーナーはカウンター式になっており、製品の説明が受けられる COOLPIX SシリーズやLシリーズにマッチしたポップなディスプレイ

COOLPIX P90 3型液晶は上下方向にチルトする

COOLPIX L100 背面

COOLPIX S630 背面

 また、例年通りニコンダイレクトからも主要製品が出品されている。今回は参考出品として、ミレ(MILLET)とのコラボレーションカメラザックをアピールしていた。カメラ向けのバックパックとしてはポップできれいない色使いが魅力的。発売時期、価格は未定。


ミレブランドとのコラボレーションカメラザック 女性にも、うけそうなポップな色使いが楽しい

内部にはカメラザックらしくパーテーションを装備 上下2気室タイプを採用


URL
  フォトイメージングエキスポ2009
  http://www.photoimagingexpo.jp/
  ニコン
  http://www.nikon.co.jp/


( 飯塚直 )
2009/03/27 16:10
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