展示品の装着レンズは、フルタイムAFに対応したLUMIX G VARIO HD 14-140mm F4-5.8 ASPH. MEGA O.I.S.。ハンズオンコーナーではほかのレンズにつけかえることも可能だ。
HD 14-140mm F4-5.8以外のLUMIX Gレンズでも動画は撮影できるが、AFが被写体の前後方向を追尾する、いわゆるコンティニュアスAFが使えない(シングルAFになる)。また、動画記録中のAEも作動しない。フルタイムAFの動作感はデジタルビデオカメラのそれに近く、無段階の可変絞りによる露出変化とあいまって、従来のデジタル一眼レフカメラの動画機能と一線を画する使いやすさを覚えた。
DMC-GH1と同時に正式発表となったLUMIX G VARIO 7-14mm F4 ASPH.は、手にとれる状態で展示してあった。前玉が突き出たいかにも超広角レンズという特色を持ちながら、手のひらにのる小振りな外観が特徴的。フードは固定式で、フィルター枠はない。マイクロフォーサーズ用レンズで現在最も高価(12万4,950円)だけあり、フォーカスリングやズームリングの操作感をはじめ、造りの良さが感じられた。
LUMIX G VARIO 7-14mm F4 ASPH.
超広角ズームレンズとは思えない小ささ
マウント部
LUMIX G VARIO 7-14mm F4 ASPH.のレンズ構成
LUMIX G VARIO HD 14-140mm F4-5.8 ASPH. MEGA O.I.S.のレンズ構成