富士フイルムのブースでは、発売されたばかりのコンパクトデジタルカメラ「FinePix F200EXR」や3月14日に発売予定の「FinePix Z33WP」などが展示されていた。またフォトキナ2008で参考出品したコンセプトモデル「FinePix REAL 3D」は、従来デザインに加えて新デザインの製品も見ることができた。
富士フイルムブース
デジタル3Dカメラ「FinePix REAL 3D」のコンセプトプロトタイプモデル
背面
これまでのFinePix REAL 3Dは、撮影できる状態で展示してあった
FinePix REAL 3Dは、2基のレンズによる「リアル3Dレンズシステム」と、2つのCCDにより入力された画像データをボディ内で同期させ、画像の合成を行なうことで3D撮影を実現した製品。今回も参考出品の扱いとなり、発売を近くに意識したのではなく、あくまでコンセプトモデルであるとしながらも、従来より丸味を帯びた新しいデザインのモデルを展示していた。
FinePix F200EXRは、新開発の撮像素子「スーパーCCDハニカムEXR」を搭載したFinePix Fシリーズの最新モデル。日本では2月21日に発売。撮影シーンに合わせて、「高解像度」、「ワイドダイナミックレンジ」、「高感度・低ノイズ」という3つの撮影モードから切り替えられる「EXR AUTO」機能を搭載したのが特徴の製品。なお、PMA09において、デジタルテクノロジーで写真業界の未来に貢献することが期待される新製品に対し授与される「DIMA 2009 Innovative Digital Product Award」を受賞した。