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デジタル一眼レフ購入は「7万円以上10万円未満」が最多

~価格.comリサーチの意識調査より

 カカクコムは7日、「価格.comリサーチ」で実施したデジタル一眼レフカメラに関する意識調査の結果を発表した。

 「デジイチ徹底調査! ―あなたのこだわりは?―」と題したもので、調査対象は価格.comID登録ユーザーの4,964人。うち男性が92%、女性が8%となっている。調査期間は9月16日~9月25日。

 デジタルカメラの所有状況を訊く質問では、50.1%が「コンパクトデジタルカメラとデジタル一眼レフカメラの両方を所有している」と回答。2007年春に行なった同様の調査よりコンパクトデジタルカメラのみを所有する回答者が約20%減少し、デジタル一眼レフカメラの所有率が約19%増加したことから、同社は「コンパクトタイプのユーザーがデジタル一眼レフの新規購入にシフトした」と分析している。

 所有するデジタル一眼レフカメラのメーカーは、キヤノン41.9%、ニコン33.7%、オリンパス15%、ペンタックス14.3%、ソニー11.3%、富士フイルム5.1%、パナソニック5%、シグマ0.4%の順。「その他」の回答数は5.4%だった。

 最も良く利用するデジタル一眼レフカメラの購入価格を訊く質問では、「7万円以上10万円未満」が最も多くて27.2%。次いで「7万円未満」が22.1%、「10万円以上13万円未満」の20.3%が続く。同社では「約半数がエントリーユーザー、残る半数が中上級者」と説明している。

 また、フリーアンサーの「所有機に対する満足度」については、最近のモデルと3~5年前の機種で差が出た。具体的には画素数、ピント精度などで結果が分かれたとしている。

 所有レンズの本数は「3~4本」が32.4%で最多。純正レンズは1~2本、サードパーティ製が1本との傾向にあるという。

 今後の購入意向については、7割程度が「購入する予定がある」、または「購入を検討している」と回答。主に撮影する被写体は「風景」が68.2%、「旅行(スナップを含む)」が64.3%、「家族」が52.3%という結果になった

 設問は撮影後のプリントについても及んでおり、回答は「PCにデータを保存するだけ」の60.4%に対し、「自宅のプリンタで印刷する」が58.4%。同社では「積極的にプリントアウトし、写真として残そうという使われ方がかなり一般的になってきた」、「ようやく普通のカメラとして認知されてきたことを物語っている好例」と結論している。



URL
  価格.comリサーチ
  http://kakaku.com/research/
  デジイチ徹底調査! ―あなたのこだわりは?―
  http://kakaku.com/research/backnumber022.html


( 本誌:折本 幸治 )
2008/10/07 17:05
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