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シグマ、新画像処理エンジン搭載の「DP2」など開発発表
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~デジタル一眼レフカメラ「SD15」も
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シグマは23日、コンパクトデジタルカメラ「DP2」とデジタル一眼レフカメラ「SD15」の開発を発表した。ともに発売時期および価格は未定。同日からドイツで開催されるイベント「フォトキナ2008」に参考出品する。
いずれも、RGBの全色を3つの層で取り込める「FOVEON X3ダイレクトイメージセンサー」を採用する。2,652×1,768ピクセルの3層構造で、有効画素数は1,400万画素。
また、両機種とも新開発の画像処理エンジン「TRUE II」を搭載。TRUE IIには、デジタル一眼レフカメラ「SDシリーズ」や「DP1」の開発で蓄積した独自の画像処理アルゴリズムを投入し、「自然で立体感のある描写を実現した」という。
■ DP2
同社が3月に発売したコンパクトデジタルカメラ「DP1」のコンセプトを継承した新モデル。
新たに、35mm判換算の焦点距離41mm F2.8の単焦点レンズを搭載する。グラスモールド非球面レンズ2枚を採用したほか、スーパーマルチレイヤーコートを施し、フレアやゴーストの発生を軽減した。構成は6群7枚。「近距離や開放絞りでの撮影では、被写界深度が浅い一眼レフカメラのようなボケ味を楽しめる」としている。撮像素子のアスペクト比は従来通り3:2。なお、DP1は35mm判換算で28mm F4の広角レンズを搭載している。
デザインはDP1を踏襲したものとなっている。外観上でDP1との大きな違いは、「QS」(クイックセット)ボタンを背面に新設した点。頻繁に使用する設定などを割り当て可能になるという。また、DP1では横に配置していたズームセレクター(背面右上)が縦配置になった。
撮影モードはDP1同様に、プログラムAE、シャッター速度優先AE、絞り優先AE、マニュアル露出の4つ。また、従来通りMFも可能。液晶モニターの大きさはDP1と同じ2.5型TFT。
内蔵ストロボはポップアップ式。ホットシューも備え、新型外付けビューファインダー「VF-21」の装着が可能。また専用フード「HA21」も使用できる。フードアダプタにクローズアップレンズ「AML-1」や46mm径のフィルターを装着できる。
本体サイズは113.3×54.6×59.5mm(幅×奥行き×高さ)。幅と高さはDP1と同じ。奥行きはDP1の50.3mmから4.3mm増えた。重量は未定。RAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro」が付属する。
■ SD15
2007年3月に発売したデジタル一眼レフカメラ「SD14」の後継機と推察されるモデル。
シグマでは、「DP1の画質が市場で高い評価を得たことから、DP1に搭載した画像処理エンジンTRUEを採用したデジタル一眼レフカメラを望む声が高まってきた」と開発の背景を説明。
「ダイレクトイメージセンサーを搭載した高画質デジタル一眼レフカメラという基本路線は踏襲しつつ、さらなる画質の改善、処理速度、利便性、信頼性の向上を目指して開発を行なっている」としている。
■ URL
シグマ
http://www.sigma-photo.co.jp/
ニュースリリース(DP2)
http://www.sigma-photo.co.jp/news/080923_dp2.htm
ニュースリリース(SD15)
http://www.sigma-photo.co.jp/news/080923_sd15.htm
DP1関連記事リンク集
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2008/02/05/7907.html
SD14関連記事リンク集
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2006/10/24/4887.html
( 本誌:武石 修 )
2008/09/23 14:59
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