タムロンは5日、2008年度中間期(2008年1月1日~6月30日)の連結業績を発表した。売上高は303億2,100万円(前年同期比9.2%減、以下同)、営業利益は34億2,400万円(24.4%減)、純利益は22億8,000万円(0.7%減)と、減収減益となった。
このうち、一眼レフカメラ用交換レンズを含む写真関連事業は、売上高133億6,500万円(6.1%増)、営業利益は20億7,400万円(26.5%減)。
2月に新製品の望遠ズームレンズ「SP AF 70-200mm F2.8 Di LD [IF] Macro」(Model A001)を発売したほか、ニコン用レンズへのAFモーターの内蔵に注力したものの、発売時期の遅れなどにより自社ブランド製品の売上が低迷したため、減益となった。
また、カメラ用レンズユニットを含むレンズ関連事業は、売上高123億8,200万円(27.3%減)、営業利益は16億9,200万円(24.3%減)。
通期予想は、売上高695億円(1.9%増)、営業利益92億円(4.7%増)、純利益61億円(27.8%増)。2月に発表した内容を据え置く。
■ URL
タムロン
http://www.tamron.co.jp/
ニュースリリース
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平成20年12月期 中間決算短信(PDF)
http://www.tamron.co.jp/investors/pdf/2008/0805_fr.pdf
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( 本誌:関根慎一 )
2008/08/05 19:06
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