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【2008 China C&E】北京のカメラショウレポート[日本では見られないメーカー編」


会場:中国国際展覧中心
会期:2008年6月21日~24日


 「中国国際カメラ映像機材及び技術博覧会(2008 China C&E)」では、SamsungやGEなど、日本では見ることのできないメーカーの製品がいくつか展示されている。ここではそれらのメーカーのブースを紹介する。


Samsung

 世界的に大きなシェアを持つ韓国のSamsung。北京の街中でも同社の製品を持っている人をよく見かける。有機ELモニターやHDムービーといった新技術を早期から採用しているほか、メディアプレーヤー機能などを搭載した多機能デジカメもこのメーカーの特徴だ。会場では、旅行ガイド機能を搭載した「i100」や、24mmレンズを搭載した「NV106HD」、さらにペンタックスと開発したデジタル一眼レフカメラ「GX20」などが注目を集めている。


GX20
GXシリーズのレンズはSchneider-KREUZNACH D-XENONを名乗る

24mmからのズームを搭載するNV106HD。H.264のフルHDムービーや2.5型有機ELモニターなど、最新技術を満載する
旅行ガイドを搭載したi100。カメラにはめずらしいパターンを印刷した外観にも注目

i100が搭載するの旅行ガイド。世界の主な観光地をカバーする
旅行ガイドで東京の歌舞伎座を表示してみた

有機ELの画質をアピール
GX20のセンサーを切り出す前のウェハ

Yashica

 Yashica、つまりヤシカは京セラのカメラ事業の母体となった日本のカメラメーカーだが、現在は香港のメーカーがYashicaブランドでコンパクトデジカメやデジタルムービーカメラなどを販売している。会場ではヤシカの二眼レフカメラや、Contaxブランドのカメラを展示し、Yashicaブランドの歴史をアピールしている。


下段にデジカメのラインナップ、上段にヤシカのカメラを展示
ヤシカの歴史をアピールする

デジカメ以外にもフォトフレームやムービーカメラなどを手がける
新製品のEZF1231

GE

 GEは米国の総合電機メーカーだが、GEブランドのデジタルカメラはGeneral Imagingが開発/販売している。General Imagingは元オリンパスイメージング社長の小宮弘氏ら日本人による会社として知られている。会場では新製品として1,200万画素CCDのエントリーモデル「A1200」を発表。また、屈曲光学系を採用したスリムモデル「G2」も注目を集めている。


2008China C&Eで発表されたA1200 笑顔検出機能などを持つG2


( 本誌:田中 真一郎 )
2008/06/23 13:43
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