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ケルンメッセ、「Photokina 2008」の最新情報を発表


ケルンメッセのオリバー・クアト副社長
 ケルンメッセは22日、「Photokina 2008」の開催に関する最新情報を発表した。

 Photokinaは、独ケルン市の見本市会場であるケルンメッセで1年おきに行なわれる世界最大の映像機器見本市。約50カ国から約1,600社が出展する。Photokina 2008は、9月23日~28日(現地時間)に開催される。会場は、Photokina 2006と同様にケルンメッセの1~6、9、10号館。

 都内で行なわれた記者会見で、ケルンメッセのオリバー・クアト副社長は、「Photokina 2008ではGeneral Electricブランドのデジタルカメラを製造、販売する米General Imagingがデジタルカメラ部門として初めて出展するほか、100社以上の新規出展社がある」と発表した。Photokina 2004で出展していたが、Photokina 2006では出展を見合わせていた米Microsoftも、Photokina 2008への参加を決めたという。

 クアト氏は、「中国企業の出展が継続して大きく伸びている」と言及。「アジアは技術の牽引役であり、市場都市も大きな成長のチャンスがある」と述べた。

 Photokina 2008では、イメージングのワークフローに沿って見せるコンセプトを継承。撮影、画像処理、保存、出力の4部門に分けた構成での展示を行なう。


フォトイメージング市場の概要 プリントや、プレゼンテーションなどアウトプットに関する分野を強化

会場のレイアウト 撮影、画像処理、保存、出力の4つに分けて展示を行なう。また、著名な写真家や若手写真家によるギャラリーも併設する

 クアト氏によると、2008年は画像のアウトプット分野の重要性が増すという。ユーザーがいかに簡単に画像アウトプットを得られるかが重要なテーマになるとした。さらに、プロジェクターによるアウトプットを重視し、「インプレッションズXXL」と呼ぶゾーンを設ける。インプレッションズXXLでは、画像のプレゼンテーションやプロジェクションシステムをの展示を行なう。

 最後に、「Photokinaは、写真業会とともに発展を続けているが、『写真の楽しさ』というテーマも見失っていない。それが、Photokinaの強み」と締めくくった。


プロジェクション関連の展示を行なうインプレッションズXXL プロユーザーやバイヤー向けのプログラムも実施


URL
  ケルンメッセ
  http://www.koelnmesse.jp/
  Photokina
  http://www.koelnmesse.jp/photokina/
  Photokina 2006 関連記事リンク集
  http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/09/28/4712.html


( 本誌:武石 修 )
2008/04/23 13:55
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