注目は、発売を21日に控えたデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X2」。ブース正面のEOS Kiss X2ハンズオンコーナーは、開場と同時に多くの人が詰めかけるほどの人気。新たに手ブレ補正機能「IS」を搭載したキットレンズ「EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS」と「EF-S 55-250mm F4-5.6 IS」を装着して操作できる。ライブビュー機能とコントラストAF機能を搭載しており、ハンズオンコーナーではこれらの機能を試す来場者の姿がみられた。従来のEOS Kissシリーズユーザーも多く訪れているとのことで、ファインダーの見やすさと軽さに驚く人が多いという。ブースでは、EOS Kiss X2を使用しての「撮影&プリント体験コーナー」(各回先着7名)も設置。ステージのモデルを撮影し、「PIXUS MP610」でプリントできる。
EOS Kiss X2。装着レンズはEF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS
EOS Kiss X2のハンズオンコーナーは開場と同時に多くの人が訪れた
背面。3型液晶モニターを新採用
バッテリーグリップ付きのボディも操作できる
背面
来場者はライブビューのコントラストAFを試していた
撮影&プリント体験コーナー
同コーナーでは、EOS Kiss X2で撮影した写真をPIXUS MP610でプリントできる
ライオン親子のぬいぐるみ。EOS Kiss X2のダブルズームキットを購入すると店頭でもらえる。無くなり次第終了だが、発売後2カ月分を用意しているという。お腹部分が液晶モニター用のクリーナーになっている
EF 200mm F2 L IS USM
新製品の望遠レンズ「EF 200mm F2 L IS USM」(4月下旬発売)も実際に手にとって試すことができる。交換レンズのハンズオンコーナーでも一番の人気レンズとのこと。当初は、ISの効果をシャッター速度換算4段分としていたが、17日付けで「5段分」に変更された。5段分の補正効果は同社でも初めてという。「従来でも4段分を超える補正効果はあったが、今回、量産前にISユニットとソフトウェアの最終調整を行ない、5段分の性能が出ることを確認できた」(説明員)としている。ただし、ISユニットは各レンズによって異なるため、今後発売するレンズ全てで5段分の手ブレ補正効果を実現できるかは未定という。
ブースの2階部分には超望遠レンズ体験コーナーがあり、300mm~800mmの超望遠レンズを試すことができる。同コーナーには、新製品となる超望遠レンズ「EF 800mm F5.6 IS USM」(5月下旬発売)もあり、操作を確かめることができる。普段触れることが難しいレンズとあって、多くの人がファインダーを覗いていた。
こちらも新製品のEF 800mm F5.6 IS USM
超望遠レンズ体験コーナーも人が途切れることがない
各レンズのISユニットも展示
EF 200mm F2 L IS USM(左)とEF 800mm F5.6 IS USMのISユニット
EF 28-300mm F3.5-5.6 L IS USMのカットモデル。展示ケース下のスイッチを押すと、ISユニットが動くところを見ることができる
EF 400mm F4 DO IS USM
横から見たIXY DIGITAL 95 IS。ボディの上下部分を面取りしたデザインを採用
コンパクトデジタルカメラコーナーには、IXYシリーズの最新モデル「IXY DIGITAL 820 IS」、「IXY DIGITAL 95 IS」、「IXY DIGITAL 25 IS」(いずれも4月上旬発売)が並んだ。なかでも、IXY DIGITAL 95 ISは男性の来場者に人気という。IXY DIGITAL 820 ISは5倍ズームが受けているとのこと。
また、春モデルの「IXY DIGITAL 20 IS」も全色展示。「カラーバリエーションのせいか、女性や家族ずれで手に取る来場者が多い」(説明員)という。女性はブラウンとピンク、男性はシルバーの人気が高いそうだ。