会場:米国ラスベガスコンベンションセンター
会期:2008年1月31日~2月2日(現地時間)
パナソニックはPMA08において、10倍ズーム機「LUMIX DMC-TZ5」を発表した。米国での発売時期は3月。価格は350ドル前後。国内では30日、「LUMIX DMC-FX35」などの発表があったが、TZシリーズについては未発表となっている。
現行モデルの「LUMIX DMC-TZ3」と同じく、28mm相当からの手ブレ補正付き10倍ズームレンズ、3型23万ドットの液晶モニターを搭載。CCDを1/2.33型720万画素から同910万画素に多画素化し、画像処理エンジンを「ヴィーナスエンジンIV」に変更している。30日発表モデルと同様、暗部補正を含む新しいiA(Intelligent Auto)に対応するという。
|
|
LUMIX DMC-TZ5
|
撮影/再生モードの切り替えスイッチが背面右上に付いた
|
|
|
DMC-FX100と同様にE.ZOOMボタンを装備
|
レンズのカットモデル
|
最大記録解像度は、16:9時の3,712×2,088ピクセル。1080iでのコンポーネント出力も可能。
外観上では、TZ3になかったボディ上面の「E.ZOOM」が目を引く。また、撮影/再生モード切替ボタンがついた。本体サイズは103.3×36.5×59.3mm(幅×奥行き×高さ)で、数値的にはTZ3とほぼ変わらない。
なお同時に、810万画素、2.5型液晶モニターの姉妹機「LUMIX DMC-TZ4」も発表している。米国での発売時期は3月、価格は300ドル前後。
|
|
LUMIX DMC-TZ4
|
液晶モニターが3型ではなく2.5型
|
国内で30日に発表した「LUMIX DMC-FX35」も展示があった。このクラスでは珍しい25mm相当からの4倍ズームレンズを搭載。会場でもワイドズームの魅力をアピールする展示が目立った。
同じく30日発表の「LUMIX DMC-FS3」や、「LUMIX DMC-LZ10」などの新モデルを出品。また、DMC-FX3の上位機種「LUMIX DMC-FS20」と「同DMC-FX5」を米国で発表した。どちらも1,010万画素のCCDを搭載し、DMC-FS20が3型液晶モニター、DMC-FS5が2.5型液晶モニターとなっている。
|
|
LUMIX DMC-FX35
|
FX系にも撮影/再生モード切替ボタンがついた
|
|
|
電源スイッチの形状がFX33から変化している
|
新たにコンポーネント出力端子を装備
|
|
|
25mm相当からの4倍ズームレンズ
|
LUMIX DMC-FS3
|
|
|
LUMIX DMC-LZ10
|
ヴィーナスエンジンIV
|
|
|
新iAに含まれる暗部補正をアピール
|
短焦点を比較できるコーナー
|
■ URL
パナソニック
http://panasonic.co.jp/
■ 関連記事
・ パナソニック、25mmからの4倍ズーム搭載「LUMIX DMC-FX35」(2008/01/30)
・ パナソニック、ヴィーナスエンジンIVのエントリー機「LUMIX DMC-FS3」(2008/01/30)
・ パナソニック、マニュアル露出対応の単3電池駆動機「LUMIX DMC-LZ10」(2008/01/30)
( 本誌:折本 幸治 )
2008/02/02 19:26
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。
|
|