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【PMA08】「DP1」と「200-500mm F2.8」の動作モデルを出品したシグマブース


シグマブース
会場:米国ラスベガスコンベンションセンター
会期:2008年1月31日〜2月2日(現地時間)


 PMA08の会期に合わせて、コンパクトデジタルカメラ「DP1」や、交換レンズのリリースを発表したシグマ。ブースには、DP1の実機や「APO 200-500mm F2.8/400ー1000mm F5.6 EX DG」などが展示され、多くの来場者で賑わっていた。なかでも、APS-Cサイズの撮像素子を搭載したDP1のハンズオンコーナーは、人が絶えない人気ぶり。改めて同機に対する関心の高さを伺わせた。


DP1

 2007年11月に画像処理などの仕様変更を行ない、発売未定となっていたコンパクトデジタルカメラDP1だが、会期初日に今春の発売をアナウンスした。ブースには、仕様変更後のDP1が4台展示され、自由に操作することができた。展示モデルはβ機ながら、製品版に近いものという。


ハンズオンコーナーでは、DP1の人気が特に高い DP1を持つシグマの山木和人社長。「画質には絶対の自信があります。一眼レフユーザーにも是非使って欲しい」

 山木氏によると、画像処理の変更で画質は大きく向上したという。具体的には、ダイナミックレンジが広がり、デジタル一眼レフカメラ「SD14」と同等かそれ以上の画質が得られるという。DP1では、「特にライバル機種などは想定しておらず、新しい層を開拓していきたい」(山木氏)としている。また、価格についても、多くの人にFOVEONセンサーを味わってもらうために、どうしても10万円を切る値段にしたかったという。

 DP1の外装はアルミを採用している。触れるとひんやりする金属の感触だが、表面は比較的滑らか。表と裏の右手がかかる部分には、複数の突起があることで、滑らずにホールドできる。今回発表したDP1には、新機能として、フォーカスリミッターが付いた。「測距を50cmから無限遠」に限定することで、AFを高速に動作させるもの。近距離での撮影時ほど、レンズの移動量が多くなるためとのことだが、スナップ撮影なども考慮していることが伺えた。


DP1。アルミ外装を採用。目立った装飾などは無い 電源を入れたところ

オプションの外部ビューファインダー「VF-11」を装着 ビューファインダーとオプションの角形フードを取り付けたところ

背面

ストロボはポップアップ式 背面にストロボのポップアップスイッチを備える

ストラップの2点吊りに対応 側面に電源とUSB/AVの各端子を配置


リチウムイオンバッテリーを採用 シャッターボタン周り。マニュアルフォーカス用のダイヤルも備える

親指部分には滑り止めの突起を設けた ロゴ部分はアルミの削り出し

ボディ前面にも、指掛かりとして突起を設けている 35mm判換算で28mm、F4の単焦点レンズを搭載

マニュアルフォーカスは、0.3mから無限遠の間で設定できる 無限遠側

VF-11 VF-11を装着したところ。クリアな見え味だった

ガイドナンバー14の外付けストロボ「FE-140DG」もオプションで用意。 FE-140DGを装着したところ

電源は、単3電池×2本

撮影メニュー

カメラ設定

ISO感度設定

画像サイズ設定 ホワイトバランス設定

フォーカスポイント設定。9点から任意に選べる セピアと白黒も撮影可能

ドライブモード。連写は3枚/秒で、3枚まで撮影可能 コントラスト調整画面。11段階に調節可能

彩度の設定画面。11段階に調節できる。シャープネス調整も同様 撮影画面でマニュアルフォーカスにしたところ。フォーカス位置のグラフが出る

マニュアルフォーカス時には、フォーカスポイント付近を拡大することも可能 撮影距離を、50cm〜無限遠に限定することで、合焦速度を上げるモードも搭載。画面右の山と人のアイコンが表示される

再生画面 情報表示なし

情報の詳細表示。RGB別ヒストグラムも表示可能 再生画面で拡大すると、拡大部分のみのヒストグラムを表示できる

再生設定。スライドショー機能も搭載 ブース内には、DP1で撮影したプリントを展示していた

APO 200-500mm F2.8/400ー1000mm F5.6 EX DG

APO 200-500mm F2.8/400ー1000mm F5.6 EX DG。400ー1000mm F5.6アタッチメントを装着したところ
 PMA2007に参考出品していた製品だが、各部を改良した新たな試作品をブースに展示した。大きく変わったのは本体の色で、従来黒だったものを深い緑色にした。転倒防止のために目立つ色にしている。また、ネイチャー撮影でのカモフラージュ性も意識したとしている。加えて、緑色にすることで熱吸収の低減を図ることができるという。社内では、白などほかの色の案もあったが最終的に緑になったとのこと。

 以前のモデルは、取り外し可能なフードを装備していたが、今回の試作品では基本的に取り外しはできない仕様になった。また、フード先端の内側に、リング状のプレートを装着することで、フード全長が短くなっている。

 また、フォーカスとズームは電動だが、従来モデルではカメラから電源を供給しており、使用時間が短かった。今回は、レンズ本体にリチウムイオン充電池を装着し電源を供給できるようになった。フォーカス駆動を連続して行なった状態で1時間以上使用可能という。なお、フォーカス駆動用とズーム駆動用に2つの電磁モーターを内蔵している。

 フォーカスリミット機能も新設した。至近距離の測距を無効にすることで、合焦速度が向上するとしている。また、カメラの回転機能も備え、縦位置撮影に対応可能になった。


多くの人が足を止めてファインダーを覗いていた。雲台は、マンフロット製のギヤ雲台 試作機のためか、銘板には、400-1000mm F5.6の文字はなかった

カメラ側(写真では右)のリングがフォーカス、レンズ先端側(写真では左)のリングがズーム。ともにメカではなくモーター駆動 鏡胴には、取っ手を挟んで2カ所にストラップ取り付け用の穴を新たに設けている

「OPEN」と書かれた部分がバッテリー室 フィルターは後部差し込み式。一般の72mm径フィルターが使用できる

鏡胴の段差部分には、焦点距離(左)と被写体までの距離を示す液晶パネルを搭載。単位はメートル、フィートの切り替えができる。バッテリー残量もこのパネルに表示する AF、MF切り替えスイッチの下に、フォーカスリミットスイッチを新設している。レンズ移動量が多くなる至近距離を省くことで、AF速度が向上するという

使用バッテリーは「BP-21」で、同社製デジタル一眼レフカメラ「SD14」と共通 バッテリー室のフタを外したところ

フード先端の内側に、リング状の遮光板を設けることで、フードの全長を短くできた CLAMPと書かれた黒いつまみをゆるめると、左に90度カメラを回転可能。容易に縦位置撮影ができる

縦位置にしたところ 400-1000mm F5.6アタッチメント。専用設計のため、テレコンバーターでは代用できないという

手ブレ補正機構搭載の新レンズ

18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM
 すでに国内でも発表があった手ブレ補正機構搭載の交換レンズ3本を参考出品していた。出品したのは、「18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM」、「APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM」、「APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM」。いずれも試作品で、発売日と価格は未定。

 18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSMは、デジタル一眼レフカメラ専用の標準ズームレンズ。35mm判換算の焦点距離は約27〜187mm相当。APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSMは、35mm判にも対応する望遠ズームレンズ。APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSMも、35mm判に対応する望遠ズームレンズ。


APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM

 そのほか、デジタル一眼レフカメラ専用超広角レンズ「10-20mm F4-5.6 EX DC HSM」(フォーサーズ用)、デジタル一眼レフ専用大口径望遠ズームレンズ「APO 50-150mm F2.8 II EX DC HSM」(ソニー、ペンタックス用)、35mmフルサイズ対応の大口径望遠ズームレンズ「APO 70-200mm F2.8 II EX DG Macro HSM」(フォーサーズ、ソニー、ペンタックス用)も出品していた。


10-20mm F4-5.6 EX DC HSM(フォーサーズ用) APO 50-150mm F2.8 II EX DC HSM(ソニー、ペンタックス用)

APO 70-200mm F2.8 II EX DG Macro HSM(フォーサーズ、ソニー、ペンタックス用)

ブースでは、同社製レンズの多くを実際に試すことができる 超望遠レンズコーナーも設けていた


URL
  シグマ
  http://www.sigma-photo.co.jp/
  DP1スペシャルサイト
  http://www.sigma-dp1.com/


( 本誌:武石 修 )
2008/02/01 21:56
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